医用動物学

Laboratory Animal Medicine

基礎医学, 生理学

病態モデル動物の開発を通じて各種疾患のメカニズムを解明し、予防・診断・治療法創出に貢献する

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

三好 一郎三好 一郎

三好 一郎教授

MIYOSHI, Ichiro Professor, D.V.M. Ph.D. DJCLAM

TEL:022-717-8174, 8175

E-Mail:m-daigakuin*grp.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

この分野の研究テーマ

  • Reverse/Forward Geneticsによる疾患関連遺伝子の同定・機能解析
  • 発生工学的手法を用いた遺伝子組換えモデル動物の開発

研究キーワード

病態モデル医学, 遺伝子組換え動物, 疾患関連遺伝子, 発生工学, 細胞表面糖鎖

技術キーワード

遺伝子組換え動物, 発生工学, ゲノム編集, 動物実験

分野の紹介

私達の研究室では、遺伝子組換え動物を作製・解析することによって遺伝子(産物)の機能を明らかにすると同時に、研究や診断、治療に有用なモデル動物を開発している。雌性生殖器に特異的に発癌するトランスジェニックマウスは、発表から10年経過した現在でもしばしば国外から分与を求められる。また、スフィンゴ糖脂質(GSLs)が発生初期だけでなく個体の維持に不可欠であることを証明した遺伝子組換えマウスは、血糖調節とGSLs合成調節の関係を示唆し、脂肪組織の慢性炎症と免疫機能のバランスの破綻の観点から新たな血糖調節モデルとしての可能性を示しつつある。一方、遺伝性白内障マウス、およびWilson病モデルLECラット、 Menkes病モデルマウス、腎不全自然発症マウス、甲状腺機能低下症マウスなど自然発症ミュータントの疾患原因遺伝子の同定およびその変異の解析、発症機構の解明、正常遺伝子導入による回復あるいは変異遺伝子導入による再発症などの研究を実施している。今後もこの方向性を維持し、さらに鳥瞰する視点から新たな動物実験系およびオミクス解析などの手法を開発研究したい。

Figure 1 動物実験施設のSPF動物飼育室
Figure 1 動物実験施設のSPF動物飼育室
Figure 2 mOGP-Tag トランスジェニックマウスの卵巣腫瘍
Figure 2 mOGP-Tag トランスジェニックマウスの卵巣腫瘍

主な論文

  • Sherman-Baust CA, et al. A genetically engineered ovarian cancer mouse model based on fallopian tube transformation mimics human high-grade serous carcinoma development. J Pathol. 233(3):228-237, 2014
  • Taguchi K, et al. Colony-stimulating factor-1 signaling suppresses renal crystal formation. J Am Soc Nephrol. 25(8):1680-1697, 2014
  • Kitamura H, et al. Beneficial effects of Brazilian propolis on type 2 diabetes in ob/ob mice: Possible involvement of immune cells in mesenteric adipose tissue. Adipocyte. 2(4):227-36, 2013
  • Kitamura H, et al. Ubiquitin-specific protease 2-69 in macrophages potentially modulates metainflammation. FASEB J. 27(12):4940-4953, 2013
  • Okamura T, et al. Phenotypic Characterization of LEA Rat: A New Rat Model of Nonobese Type 2 Diabetes. J Diabetes Res. 2013:986462, 2013

OB・OGの主な進路

担当教員より進学志望者へのメッセージ

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