保健学専攻(後期課程)

概要

保健学領域での、豊かな国際性と高い倫理観と指導力を有し、優れた研究能力及び教育能力を持った研究者又は教育者の養成を目的に、平成22年度に設置されました。本専攻には看護学コース、放射線技術科学コースと検査技術科学コースの三つのコースを設け、教育、研究指導を行っています。入学には看護師、診療放射線技師、臨床検査技師の資格は不要です。他研究科の卒業生や社会人にも門戸を開いています。保健学領域の研究領域は広く、看護学、放射線技術科学、検査技術科学を基盤としていますが、異分野融合型の研究や生命科学の基礎研究などが幅広く行われています。

カリキュラム

共通必修科目の健康科学論をまず学びます。この科目は社会人にためにインターネットスクール開講となっています。さらに共通科目の履修ができます。看護学コース、放射線技術科学コース、検査技術科学コースの特論、セミナーを選択して、論文研究を行います。研究指導にあたっては、複数教員指導体制をとり、所属研究室以外の教員による研究指導(アドバイザー教員指導)を導入しています。研究計画を立案し、必要な場合には倫理委員会などの事前の研究審査を受けます。研究進捗状況は中間発表会や国内外の学会の発表で評価を受けます。博士課程中に海外での研究に関しても積極的に支援しています。論文提出後、一次審査会の後に、最終審査を受け、学位(看護学コース(博士(看護学))、放射線技術科学コース(博士(保健学))と検査技術科学コース(博士(保健学))が授与されます。

修了後の進路として、大学教員や研究者、病院の指導的な高度専門職者、医療行政、企業などの種々の分野へと就職を目指しています。

一新された教育カリキュラム

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