てんかん学(てんかん科)

Epileptology

臨床医学, 神経科学

てんかんを知ることは脳と心を理解することてんかんの診療は人生を考え人生を変えること

障害科学専攻

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

中里 信和中里 信和

中里 信和教授

NAKASATO, Nobukazu Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-7343

E-Mail:nkst*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.epilepsy.med.tohoku.ac.jp

この分野の研究テーマ

  • てんかん発作の症候学と臨床神経生理学
  • てんかんの基礎生理学:とくに睡眠と自律神経とのかかわり

研究キーワード

ビデオ脳波モニタ, 発作時脳波, 心臓自律神経, 脳機能マッピング, 脳の高周波振動

技術キーワード

脳波(頭皮脳波), 脳磁図, 睡眠ポリグラフ, 頭蓋内脳波, 脳の電気刺激

分野の紹介

★2010年、日本の大学として初の大学病院てんかん科が誕生しました。あらゆる診療科と連携しつつ、医師や看護師のみならず、臨床検査技師、薬剤師、臨床心理士、言語療法士、ソーシャルワーカなどの多職種チームが作られています。東北地方はもとより全国各地の施設との診療ネットワークも構築されました。医学研究の専門家はもちろん、理工学、教育・心理学など、共同研究分野は広く多彩です。医療職や大学だけでなく、広く社会に対してのアウトリーチ活動も重要な活動として位置づけられています。★てんかん発作時の自律神経症状、睡眠ステージと発作や脳波異常の関連、脳波と脳磁図を統合した局在診断、脳の高周波振動の病態解明、特殊なMRI撮影法による新しい局在診断、思春期患者の心理学的問題の分析、遠隔てんかん診療システムの構築など、研究テーマも多岐にわたっています。★何よりも私たちが大切にしているのは、患者さんひとりひとりの発作症状の不思議さです。患者さんがもつ医学的問題と社会的問題を日々の診療の中から掘り出し、これを研究して解決策を見つけ、再び患者さんの未来に返していくのが私たちの活動です。

Figure 1 パープルディ活動にむけたチーム写真
Figure 1 パープルディ活動にむけたチーム写真
Figure 2 側頭葉てんかんにおける頻拍上昇は右起始で早い
Figure 2 側頭葉てんかんにおける頻拍上昇は右起始で早い

主な論文

  • Nakamura M, et al. Differences in sleep architecture between left and right temporal lobe epilepsy. Neurol Sci 38: 189-192, 2017
  • Sato S, et al. T2 relaxometry improves detection of non-sclerotic epileptogenic hippocampus. Epilepsy Res 126: 1-9, 2016
  • Kato K, et al. Earlier tachycardia onset in right than left mesial temporal lobe seizures. Neurology 83: 1232-1236, 2014
  • Itabashi H, et al. Electro- and magneto-encephalographic spike source localization of small focal cortical dysplasia in the dorsal peri-rolandic region. Clin Neurophysiol 125: 2358-2363, 2014
  • Okumura E, et al. Time-varying inter-hemispheric coherence during corpus callosotomy. Clin Neurophysiol 124: 2091-2100, 2013

OB・OGの主な進路

他大学の小児神経科、総合病院てんかんセンター、海外の神経内科

担当教員より進学志望者へのメッセージ

てんかんを学ぶことは、脳と心を学ぶこと。てんかん診療は、患者の人生を変えることのできるとても楽しい仕事です。

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