シンポジウム「脳科学と芸術との対話」

■イベント名
シンポジウム「脳科学と芸術との対話」
■日時
2011年1月21日(金)18:00 - 19:45
■会場
仙台市民会館(宮城県仙台市青葉区桜ヶ岡公園 4-1) 小ホール
地図:http://www.tohoku-kyoritz.co.jp/shimin/koutu/guide.htm
■定員
250名
■参加費・参加方法
事前申込要(申込を締切ました)・入場無料
*同時通訳レシーバーの確保の都合上、1月18日(火)まで にお申し込みください。
■構成
17:30 開場
18:00 開会
18:05 基調講演 セミール・ゼキ教授(ロンドン大学)
「神経美学―脳はなぜ美を感じるのか?」
18:45 休憩
19:00 対談  脳科学と芸術
宮島達男氏(東北芸術工科大学副学長・現代美術家)
セミール・ゼキ氏(ロンドン大学教授・神経科学者)
モデレーター:大隅典子氏(東北大学大学院医学系研究科教授)
19:45 終了予定

*対談に用いるソファなどは、有限会社オガタの御協力により、尾形欣一さんデザインによるものを用います。

■言語
日英同時通訳による
■出演

セミール・ゼキ博士 ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、教授(神経生物学)。
1981年から、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで教授を務め、霊長類の脳の視覚系の研究で多大な功績をあげている。特に、脳の視覚系の中で、色や動きに特化して情報を処理する領域があることを発見したことなどが挙げられる。1990年代半ばから、創造性や美への感性についての神経基盤の研究を始め、神経美学という新規研究領域を開拓した。
一般向けの著書で邦訳されているものに、「脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界」(2002年、日本経済新聞社)、「芸術と脳科学の対話―バルテュスとゼキによる本質的なものの探求」(画家バルテュスとの対談を収録:2007年、青土社)がある。

宮島達男 東北芸術工科大学副学長・現代美術家
1957年生まれ。1986年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。1988年、ヴェネツィア・ビエンナーレ・アペルト部門で招待され国際的に注目を集める。以来、海外25カ国でグループ展、個展を開催。国内でも精力的に活動を行っている。1999年には、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表として選ばれ、代表作「Mega Death」を発表。宮島作品を代表する「デジタルカウンター」は、発光ダイオードによって光が数を刻み、明滅する数字は生まれては死んでいく生命を象徴する。また1996年より、長崎で被爆した柿の木の種から育てた苗木を世界各国に現地の子供達とともに植樹していく「時の蘇生」柿の木プロジェクトも推進している。
主な受賞
ジュネーブ大学コンペティション優勝(スイス:1993年)
第5回日本現代芸術振興賞受賞(日本:1998年)
ロンドンインスティテュート名誉博士号授与(イギリス:1999年)

■主催
東北大学脳科学グローバルCOE
■共催
仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム
■後援
仙台市
■協力
有限会社オガタ
■協賛
仙台印刷工業団地協同組合インキュベーションマネジメント事業
お問い合わせ
〒980-8575 宮城県仙台市青葉区星陵町2-1 医学部5号館2F
東北大学大学院医学系研究科グローバルCOE支援事務局
Tel: (022)717-7908 Fax: (022)717-7923
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