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講義・セミナー名
「募集!科学と英語とPCがソコソコできる人―電子ジャーナル発行の現場より」
開催日時
2009-07-03 17:30
開催場所
星陵キャンパス5号館2階 201セミナー室
概要

第8回東北大学脳科学グローバルCOE キャリアパスセミナー
日時  2009年 7月3日(金)17:30―19:00
会場  星陵キャンパス・5号館2階 201セミナー室
演者  林 和弘 先生  ((社)日本化学会学術情報部・課長 )
演題 「募集!科学と英語とPCがソコソコできる人―電子ジャーナル発行の現場より」

講演概要
インターネットの浸透に伴い学術ジャーナルの電子化が進み、研究者の情報収集活動の利便性が格段に向上しました。今ではPCから必要な情報はほとんど手に入れることができるようになりました。では、その電子ジャーナルは誰がどのように発行しているのでしょうか。研究者は実際どの程度関与しているのでしょうか。電子ジャーナル化がもたらした科学コミュニケーションの変化に触れつつ、特に日本の学会が発行する電子ジャーナル事業において自然科学系の人材がどれだけ重要で不足しているか、講師の実務経験に基づき紹介します。そして、科学研究に携わった方々のキャリアパスの一つとしては未開拓で、今後十分可能性があることをご紹介します。

演者略歴
 (社)日本化学会学術情報部課長 東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程卒、同博士課程中退。大学院在籍時、日本化学会の論文誌査読管理データベースを開発したことがきっかけとなって、1997年より日本化学会に就職。論文誌の電子ジャーナル化に取り組み、電子投稿査読、XML 出版、電子ジャーナルプラットフォーム構築、宣伝活動の広いフェーズで実務に基づき考察と改善を加えた。その活動成果と合わせて、SPARC JAPAN、J-STAGE 等各種の電子ジャーナルに関するプロジェクトに関わり、科学技術・学術審議会下のWG 専門委員も務めて日本の学術論文誌のあるべき姿の考察と改善を繰り返している。さらに、文部科学省科学技術政策研究所客員研究官として、電子ジャーナルの将来とインターネット時代の科学コミュニケーションのあり方そのものについても興味を持つ。

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