理念と概要
東北大学グローバルCOE
脳神経科学を社会へ還流する教育研究拠点
拠点リーダー:
大隅典子
(医学系研究科)
拠点サブリーダー:
飯島敏夫
(生命科学研究科)
理念
少子高齢化が本格化した現代日本社会において、新たなイノベーションの創出に向けて、国際的な人材交流などのグローバルな知の還流が求められています。
中でも、脳神経科学分野は21世紀の生命科学研究におけるフロンティアとして位置づけられるだけでなく、教育、福祉、介護、神経工学、数理経済などの分野において、脳科学の活用による分野の新展開と、それを推進する人材の育成が世界的規模で今、強く求められているところです。
そこで東北大学では、生命科学研究科および医学系研究科が中心となり、グローバル・ブレイン・サイエンス(GBS)拠点を立ち上げることになりました。
生命科学を基盤に据えた最先端の脳神経科学研究を展開し、脳神経科学リテラシーを備えた人材を社会へ還元することを目指します。

3つの柱
本GBS拠点では、遺伝子から個体の行動までを扱う「ゲノム行動神経科学」、認知機能を脳と身体との相互作用によって理解する「身体性認知脳科学」、人間を取り巻く環境や人間同士の関連性までを包括する「社会脳科学」という新規の脳神経科学分野を推し進める研究を展開し、若手人材を育成します。それぞれの拠点メンバーは以下の通りです。
- ゲノム行動神経科学
- 身体性認知脳科学
3分野創出に関わるGCOE 東北大学脳神経科学教育研究拠点
