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講義・セミナー名 |
第21回東北大学脳科学グローバルCOE若手フォーラム |
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開催日時 |
2009-12-21 17:15 |
開催場所 |
医学部5号館 2階201号室 |
概要
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第21回東北大学脳科学グローバルCOE若手フォーラム
日時:2009年12月21日(月)
セミナー:17時15分-18時30分
懇親会:18時45分-20時30分
医学部5号館201号室
「脳機能局在研究から脳機能統合研究へ:ヒト脳機能イメージング研究の新たな流れ」
自然科学研究機構 生理学研究所 心理生理学研究部門
田邊 宏樹 先生
これまでのヒト脳機能イメージング研究では,特定の心的機能を特定の脳部位にマッピングすることに主眼が置かれ,部位間の相互作用は軽視されてきた.しかし実際の脳は部位ごとに単独で働いているわけではなく,解剖学的にも機能的にも連結し情報をやり取りしながら協同的に働いているシステムと考えられる.近年,このような考え方に立ち,ヒト脳機能イメージング研究の分野でもシステムとして脳をとらえようとする研究-領域間結合解析-が進展してきている.本講演では,はじめにこの分野において代表的な領域間結合解析法の1つであるDynamic Causal Modelについて概説し,次に我々がこの解析を適応した研究例-ベンハムのコマを用いた主観的色知覚・失明者が触覚弁別課題を行っている際の視覚野への信号の入力経路-を紹介する.