活動内容

第19回東北大脳科学グローバルCOE若手フォーラム

10月30日(金)に、第19回東北大学脳科学グローバルCOE若手フォーラムが東北大学星陵キャンパス(医学部)にて開催されました。

 今回は、10月17日から21日にシカゴで開催された北米神経科学会に参加したメンバーによる学会の報告会を行いました。学会の報告会という初めての試みでしたが、多くの方々に参加していただきました。


社会脳科学グループ(曽良研)・有銘預世布さん

 初めに社会脳科学グループ(曽良研)の有銘預世布さん(D3)から、学会での体験や参加する意義、そして国際学会に必須である英語の学習法などについて講演していただきました。学会で恥をかくことの大切さ、英語のコミュニケーションができないと相手にしてもらえないという話が印象的でした。また、ポスター発表のときに資料をファイルして持っておくことや、動画サイトを活用してタダで英語のトレーニングができるという話は大変参考になりました。




身体性認知脳科学グループ(虫明研)・中島敏さん

 次に身体性認知脳科学グループ(虫明研)の中島敏さん(COE助手)から、準備に忙しくて英語のトレーニングを休んでいたら会場に着いてから英語のスイッチが入るまでに数日かかってしまった話や、会場での食事をどうしたらよいのかといったアドバイスなど、学会に向けた準備から当日の衣食まで時系列的に話していただきました。特に「この研究であなたが一番感動したことは?」と発表者に聞くと心が通じ合うという話は興味深いものでした。


 お二人の講演を聞いて感じたことは、やはり英語でのコミュニケーションの重要性です。具体的な学習法を紹介していただいたので、今後実践してみたいと思います。そして自分も国際学会に参加してみたいとより強く思うようになりました。

 今回は机を取り払って、演者を囲むようにして講演を聴いたこともあり、和やかな雰囲気で報告会を行うことができました。参加者からは今後の学会発表に役立ったとのご意見を多数いただき、大変有意義な報告会であったと思います。

(文責:身体性認知脳科学グループ・八尾研究室・酒井 誠一郎)

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