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機能薬理学分野の原田助教がThe EANM Springer Prize-Best Paper 2016受賞

機能薬理学分野の原田龍一助教が、ヨーロッパ核医学会でThe EANM Springer Prize-Best Paper 2016を受賞しました。

The EANM Springer Prize – Best Paper 2016は、欧州核医学会(European Association of Nuclear Medicine; EANM)の学会誌であるEuropean Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imaging (ENMMI)誌に掲載された論文の中から選出される賞です。

受賞対象となった論文は、[18F]THK-5117 PET for assessing neurofibrillary pathology in Alzheimer’s diseaseで2015年にENMMIに掲載された論文であり、その内容はアルツハイマー病の二大神経病理像であるタウ蛋白質を主成分とする神経原線維変化に対する陽電子断層撮影法(PET)用プローブ[18F]THK-5117の開発とその臨床応用になります。

現在、タウ病変を生体画像化するタウイメージングを用いた臨床研究が世界的に展開されており、本研究はこの分野の創出期に行われたものでタウイメージングの実用化を実証した研究となります。

本研究はPETプローブの基礎開発から臨床応用まで含まれたもので、東北大学大学院医学系研究科、サイクロトロンRIセンター、加齢医学研究所の共同研究による成果となっております。

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