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腎臓病が進行するしくみを解明〜慢性腎臓病の進行を防ぐ治療薬の開発に期待〜

東北大学大学院医学系研究科の祢津昌広助教(東北メディカル・メガバンク機構)、相馬友和研究員(医化学分野・現 米国ノースウエスタン大学)、鈴木教郎 准教授(附属創成応用医学研究センター 酸素医学分野)、山本雅之教授(医化学分野・東北メディカル・メガバンク機構長)らのグループは、腎臓が障害をうけると発生する「酸化ストレス」が、腎臓病を悪化させ、慢性腎臓病の発症・進行につながることを明らかにしました。また、マウスを用いた実験から、障害をうけた後に酸化ストレスへの抵抗性を高める薬を飲むことにより、腎臓病の進行を抑えることができることが示されました。
この研究結果により、わが国の成人の8人に1人が発症する慢性腎臓病の発症・進行を抑えるための新たな治療法の開発に繋がることが期待されます。
本研究結果は、米国東部時間2016年10月24日に国際腎臓学会誌のオンライン版で公開されました。

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