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第 47 回脳神経科学コアセンターセミナー開催(11/28)

第 47 回脳神経科学コアセンターセミナー(第 4 回 EBM 精神医学勉強会、第 7 回災害精神医学・神経科学セミナーとの共催)を下記の通り開催いたします。

■日時 2016 年 11 月 28 日(月)18:00 ~ 19:30
■会場 医学部 6 号館 1 階 カンファレンス室 1
■演者 菱本 明豊 准教授
    朴 秀賢 講師
神戸大学大学院医学研究科精神医学分野

■演題「自殺の生物学的研究」
 家族・双生児・養子研究から自殺行動は心理社会的な要因に加え、個のもつ生物学的要因が関わっていることが明らかとなってきた。神戸大グループではご遺族の深い理解のもと、海外にも類をみない900例以上の自殺既遂者血液サンプルを収集し、SNP関連解析や遺伝子発現解析による探索を15年以上に渡って行ってきた。当日は最新のデータを踏まえて自殺の生物学的研究の一端を報告する。

■演題「幼少期ストレスがDNAメチル化に及ぼす作用の分子メカニズムを考える」 
 気分障害の治療の発展のためには、気分障害の発症脆弱性・難治化のメカニズム解明に基づいて新規治療薬を開発する必要がある。幼少期ストレスの気分障害の発症脆弱性・難治化への関与や成体海馬神経細胞新生抑制作用が近年示され、幼少期ストレスは成体海馬新生細胞新生抑制を介して気分障害に影響する可能性がある。本講演では幼少期ストレスと成体海馬神経細胞新生の観点から気分障害の新規治療薬の可能性を議論したい。

どうぞ積極的にご参加ください。
よろしくお願い致します。

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