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賀来教授(感染制御・検査診断学)が文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞

東北大学大学院医学系研究科の賀来満夫教授(感染制御・検査診断学分野)が、平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において、文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)を授与されました。

業績について:
「感染制御ネットワークによる感染症予防関連知識の普及啓発」

 感染症は個人を超え、地域・社会全体へと伝播拡大するため、地域社会全体で「ネットワークを」構築し、連携・協力して感染症危機管理に取り組み、理解増進を深めていく必要がある。
 本活動では、平成11年に東北大学を拠点とした感染制御地域ネットワークを開設し、情報の共有化、連携協力、支援、人材育成をアクションプランとして掲げ、総合的な感染症支援は人材育成活動、教育啓発事業を19年にわたり継続的に実践してきた。
 本活動により、教育フォーラムの開催、啓発資料の作成、地域ラウンド・共同サーベイランスの実施、相談窓口開設、キッズセミナー開催等、総合的な感染症対策支援、人材育成・教育啓発活動が実践され、「感染症を社会全体の問題としてとらえていく新たなプラットホーム」が形成された。これらの取り組みは、我が国での「ネットワーク構築」に関するモデルとして高く評価され、感染制御における国の新たな枠組みの構築につながるとともに、情報の共有化がはかられ、感染予防知識の普及啓発、感染症関連知識の理解増進などを通じて、安心・安全な社会を構築していくことに寄与している。

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