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オプジーボ®による免疫療法の最適化が 可能となる検査法を開発 ―血清中の治療効果予測因子を世界で初めて発見―

 東北大学大学院医学系研究科皮膚科学分野の相場節也教授、東北大学病院皮膚科の藤村卓講師らの研究グループは、根治切除不能悪性黒色腫治療薬であるニボルマブを用いた免疫療法において、その治療効果を予測する検査法を開発しました。
 治療効果を予測することは、高額な治療薬を効率良く使用するために重要であり、また重篤な副作用を発症するリスクを下げることが可能となります。ニボルマブが効かないにも関わらず投与を続けることを避けるため、治療効果を予測する検査法の開発が待ち望まれていました。
 本研究では、血清中の治療効果予測因子を世界ではじめて発見し、投与3ヶ月目におけるニボルマブの治療効果を、投与6週目に予測できるシステムを開発しました。

 本研究成果は、平成30年11月19日午前4時(グリニッジ標準時、日本時間11月19日午後1時)英国科学雑誌「Frontiers in Oncology」電子版に掲載されます。

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