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フェニル硫酸が糖尿病性腎臓病の新規原因物質であることを発見 腸内細菌酵素を投薬ターゲットとする新規治療法の開発へ

 東北大学大学院医学系研究科および同大学院医工学研究科病態液性制御学分野の阿部高明教授らは、同大学院薬学研究科の富岡佳久教授、同東北メディカル・メガバンク機構の寳澤篤教授、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の和田淳)教授らの研究グループとともに、フェニル硫酸が糖尿病性腎臓病の原因因子かつ予測マーカーとなり得ることを明らかにしました。

 本研究は、動物実験および臨床研究での検証によって、ヒトには無い腸内細菌の酵素をターゲットとした安全な糖尿病性腎臓病の治療可能性を明らかにした画期的研究であり、本研究結果によって、腎不全患者の治療による透析導入数が減少し、医療経済的にも貢献することが期待されます。

 本研究成果は、2019年4月23日午前10時(英国時間、日本時間4月23日18時)Nature Communications誌(電子版)に掲載されました。

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