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  • 令和元年度秋の褒章にて、伊藤貞嘉名誉教授(腎・高血圧・内分泌学分野前教授、公立刈田綜合病院特別管理者)が、紫綬褒章を受章しました

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令和元年度秋の褒章にて、伊藤貞嘉名誉教授(腎・高血圧・内分泌学分野前教授、公立刈田綜合病院特別管理者)が、紫綬褒章を受章しました

伊藤名誉教授は、生体の食塩センサーが腎尿細管の特殊な細胞群である緻密斑であり、食塩摂取量を感知してレニン分泌と糸球体血行動態を調節することを世界に先駆けて証明し、現在の腎血行動態の機序の理解の基本を確立しました。
また、世界規模のレニン・アンジオテンシン系に関わる大規模臨床試験にも尽力しました。
さらに、脳と腎における微小血管の解剖および機能的相同性に着目し、なぜアルブミン尿が出ると脳・心血管障害が増えるのか、いわゆる、「脳・心・腎連関メカニズム」の機序を明らかにしました。
加えて、伊藤名誉教授は内分泌性高血圧、特に、原発性アルドステロン症に関して世界的業績をあげているのみならず、伊藤名誉教授の海外研究を通したグローバルな見識に基づく教育と指導は、数多くの研究者の育成にも貢献しています。

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