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筋肉形成におけるペプチド分解酵素の新たな役割を発見 – 筋細胞の増殖・分化制御の理解への貢献が期待 –

 骨格筋は軽微な損傷からの回復に優れた組織であり、日常生活や運動によって引き起こされる筋損傷は適切に修復再生されます。

 東北大学大学院医工学研究科健康維持増進医工学分野の長名シオン(おさな しおん)助教、永富良一(ながとみ りょういち)教授らの研究グループは、筋細胞の増殖や筋分化には細胞内におけるペプチド分解酵素の一つであるピューロマイシン感受性アミノペプチダーゼ(PSA)が寄与することを発見しました。この研究成果は、ペプチド分解酵素が骨格筋の維持に寄与している可能性を初めて明らかにした重要な報告です。将来的に、骨格筋量の調節機構の解明やサルコペニアなどの筋萎縮予防に発展することが期待されます。

 本研究成果は、2020年12月30日Journal of Cellular Physiology誌(電子版)に掲載されました。

【お問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院医工学研究科健康維持増進医工学分野
東北大学大学院医学系研究科運動学分野
教授 永富 良一
電話番号:022-717-8588
Eメール:nagatomi*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●取材に関すること
東北大学大学院医工学研究科
電話番号:022-795-5826
Eメール:bme-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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