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被災した思春期の子どもに対する心理的支援の重要性 東日本大震災後の高校生に対する心理的支援を 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下の現在に活かす

災害にあった思春期の子どもに対する心理的支援が重要なことは明らかです。しかし、一度に支援の対象になる人数が多いことから、具体的な支援方法が明らかにされていません。東北大学病院・肢体不自由リハビリテーション学分野 奧山純子助教、宮城県立精神医療センター 舩越俊一副院長、東北大学災害科学国際研究所 門廻充侍助教らと指定国立大災害科学世界トップレベル研究拠点のグループは、2011年の東日本大震災後に高校生に対して行われた心理的介入を紹介し、スクールカウンセラーや高校教諭などの学校の持つ資源を活用することで、高校生の心理状態の改善が図られることを明らかにしました。
 本研究は、東日本大震災のようなストレスが大きくかかった児童思春期のデータを、現在のCOVID-19パンデミック下の児童思春期の心理状態改善に役立てることができると期待されます。

本研究成果は、2021年9月15日にJournal of Disaster Research誌に掲載されました。

【お問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学病院 肢体不自由リハビリテーション学分野
助教 奧山 純子
電話番号:022-717-7338
Eメール:junko.okuyama* med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●取材に関すること
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
東北大学病院広報室
電話番号:022-717-7149
FAX番号:022-717-8931
Eメール:press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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