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手のひらサイズの医療画像診断機器の開発に向けて スマートフォンに実装可能なAIを用いた軽量眼科画像解析モデル

深層学習(ディープラーニング)は人工知能(AI)の仕組みの一つで、画面に映った人や物の検出や、その形状を抽出する目的で、近年急速にその技術が発展してきました。東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座眼科学分野の中澤徹教授らのグループは、眼科検査画像に対する新たな人工知能(AI)のモデルを開発しました。この新しいAIモデルでは、疾患の特徴をAIが学習するために必要なデータの数も少なくて済むのが特徴で、モデルの容量を軽減するのに寄与しているチャネルナローイングの手法は、形状の抽出だけでなく、疾患の診断予測でも良好な結果を得ることができました。従来のモデルと比較して軽量で、緑内障の優れた検出精度が得られており、スマートフォンなど小型機器での社会実装が期待されます。

本研究成果は、2022年5月20日Scientific Reports誌(電子版)に掲載されました。

【お問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座眼科学分野
教授 中澤 徹(なかざわ とおる)
電話番号: 022-717-7294
Eメール : ntoru*oph.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●取材に関すること
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
東北大学病院広報室
電話番号: 022-717-8032
FAX番号 : 022-717-8187
Eメール : press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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