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糖尿病網膜症の発見・評価に簡便なアプローチ ―非侵襲的な爪床毛細血管測定が有効であることを発見―

糖尿病網膜症(DR)は、失明原因の第3位で年間数千人が失明しており、糖尿病患者にとって深刻な視機能障害をきたす合併症となる可能性があります。しかしDRは複雑な分子メカニズムにより引き起こされており、特異的なバイオマーカーがないため、DRの早期発見は一般的には難しいのが現状です。
東北大学大学院医学系研究科眼科学分野の中澤 徹教授、國方 彦志特命教授、岡部 達医師らのグループは、あっと株式会社(代表取締役 武野 團 [たけの だん] )が開発した毛細血管スコープによるシンプルかつ非侵襲的な方法を用いて、爪床毛細血管(NC)の非侵襲的な測定がDRの発見や重症度評価に有効であることを明らかにしました。
今回の研究により、DRのリスクとその重症度を評価・予測する新しい道が開かれ、将来的には糖尿病患者の視覚損失の予防に貢献することが期待されます。

本研究成果は、2023年10月24日にGraefes Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology誌に掲載されました。

【問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院医学系研究科眼科学分野
教授 中澤 徹(なかざわ とおる)
TEL: 022-717-7294
E-mail: ntoru*oph.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

東北大学病院眼科
特命教授 國方 彦志(くにかた ひろし)
TEL: 022-717-7294
E-mail: kunikata*oph.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●報道に関すること
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
東北大学病院広報室
TEL: 022-717-8032
FAX: 022-717-8187
E-mail : press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●製品に関すること
あっと株式会社 管理部
TEL: 050-5876-8563
FAX: 06-7632-3188
E-mail : info*kekkan-bijin.jp(*を@に置き換えてください)

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