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「読売新聞教育ネットワーク主催の高校生向けオンラインセミナー」が読売新聞朝刊に掲載されました

10月7日(土)、読売新聞教育ネットワーク主催の高校生向けオンラインセミナー「未来の医療を創る君へ」が開催され、東北大学医学部と東北大学病院が参加しました。本学は「画像で病気を診て、針と管で治療するー放射線診断医の世界ー」をテーマに、医学部医学科長/放射線診断学分野の高瀬圭教授、東北大学病院メディカルITセンター長/放射線診断科の大田英揮教授、同科の森下陽平助教、木下知特任助手らが講義やデモンストレーションを行いました。

開会の挨拶として石井直人医学部長が「放射線診断の分野は、最も進化と発展の早い研究分野の一つです。今日は画面越しではありますが、最先端の医療の現場をみなさんにご覧いただきたい」とビデオメッセージを寄せました。

第一部は講義とデモンストレーションです。この日は東北大学病院の血管撮影室という医療現場から生配信を行いました。高瀬教授はテーマでもある「放射線診断医の世界」について、テレビドラマなどの例を用いながら分かりやすく講義を行いました。高瀬教授は企業などと共同で先端医療機器を開発し、直径1ミリ程度の針や管(カテーテル)を使って患者さんの負担が少ない治療を行っています。
森下助教と木下特任助手によるデモンストレーションでは、宮城県仙台第二高等学校1年の鹿股陸さんと松田志都さんが登場し、医療従事者らと一緒にCTガイド下生検やカテーテルを使った治療体験を行いました。
大田教授は「放射線診断科の未来」と題し、放射線診断医を取り巻く現状や未来への展望、チーム医療の大切さなどについて、若い高校生の皆さんに期待することをお話しました。

第二部はオンライン上の交流会を開催。第一部の講師、東北大学病院卒後研修センターの指導医・研修医、医学部医学科の現役学生の3グループに分かれて、和やかな雰囲気で質問や意見交換が行われました。
講師へは、「チーム医療を円滑にするために必要な事は?」「医療機器の開発に興味があり、医学部と工学部どちらに進学すべきか悩んでいる」「今後医療AIが発展したら医師はAIにどこまで任せられるか」など、進路の悩みから未来の医療の事まで質問が飛び交い、講師らが自身の経験も踏まえながら時間目一杯回答しました。
指導医・研修医へは、「どうやって診療科を選んだか」「どの実習が一番大変か」「大学受験、国家試験、研修医期間で一番大変なのは?」などの質問が、現役医学部生には勉強のコツや入試対策、大学生活について質問が寄せられました。

本セミナーは関東圏を中心に全国から集まった240名以上の医学を志す高校生たちとオンライン上でつながりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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