お知らせ
医学部医学科白衣式を開催しました
2025年2月3日、星陵オーディトリアム講堂にて医学部医学科の白衣式を開催しました。
白衣式とは、医学部の学生が臨床実習に就くに当たり、白衣を授与して、医師を目指す者としての自覚を促すことを目的に行っています。
最初に石井 直人医学部長が「臨床というのは相手がいること。患者さんと向かい合い、今までの知識を応用して何かを学ぶだけではなく、人間としてたくさんのことを学び、頑張っていただきたい」と挨拶を述べ、新5年生代表の小川 真太朗さんに真新しい白衣と臨床実習生認定証を贈りました。
小川 真太朗さんは「家族、教職員の皆さまをはじめ周囲の多くの支えがあり臨床の現場へと踏み出します。臨床実習は初めて医療現場に身を置き、実践的な学びに触れる貴重な機会です。患者さん一人ひとりに感謝の気持ちを忘れず誠実に取り組み、人としても大きく成長することを目指します」とこれから臨床実習へと進む抱負を述べました。
続いて教員より新5年生一人ひとりに白衣の授与が行われ、着衣の後、学生はその場で写真撮影をしました。
東北大学病院の張替 秀郎病院長が「皆さんはこれから患者さんを相手にしますので、より高い意識が必要になります。東北大学病院は全面的に皆さんの臨床実習が充実したものになるよう応援します。皆さんが我々の一員になることを心から歓迎します」、浦山 美輪看護部長は「病院には看護職員を含め多くのスタッフ、病気に悩んでおられる患者さんがいらっしゃいます。そのような中で真摯な気持ちで実習に挑むことを心から願っています」、齋 政博診療技術部長は「技術スタッフも応援していますので、声をかけていろいろなことを学んでいただきたい。ぜひ充実した実習にしていただければと思います」と激励の言葉を贈りました。
最後に新5年生を代表し島田 莉名さんが「今、白衣に袖を通し、幼い頃からの夢に少し近づけたような嬉しさと、医療現場への学びがスタートするという身の引き締まる思いを感じています。どれだけ困難な状況に直面しても、患者さんのために最善を尽くす医師になるという覚悟を胸にこれからの学びに臨みたいと強く思っています」と力強く決意表明しました。
教職員一同、皆さまのご活躍を祈願しています。







