お知らせ
2025年度 医学部保健学科放射線技術科学専攻のウェアセレモニーを開催しました
2025年9月26日(金)、医学部保健学科放射線技術科学専攻3年生が学内外で行う臨地実習の開始を前に、ウェアセレモニーが行われました。今年度より実習着が白衣から緑色のスクラブに代わり、学生は真新しいスクラブを着用してセレモニーに出席しました。
初めに石井 直人医学部長が「皆さん、緑色のスクラブが非常に似合っていますね。臨床現場に出ると患者さんからは放射線技師であり病院職員にしか見えません。不安もあると思いますが、不安は緊張感に変えて、しっかり実習で学んできてください」と激励の挨拶を述べました。
続いて、宮下 光令保健学科長が「病院実習では患者さんへの声がけや、丁寧な説明、誠意ある対応を心がけてください。周りをよく見て学び、放射線技師の第一歩を踏み出す皆さんの成長に期待しています」、実習施設を代表し東北大学病院 診療技術部の茅野 伸吾放射線部門診療技師長が「病院実習は学んだ知識がどう活かされているのかを知る場である一方、医療現場には様々な課題があり、放射線部門でも解決されていない問題があります。どんな課題があるのか、という問いを常に持ちながら臨んでいただきたいと思います」と言葉を贈りました。
その後、教員より学生一人ひとりにネームカードが授与され、その場で記念撮影をしました。
最後に、学生代表の西條 剛琉さんが「これまで学んだ知識を基に、病院実習では放射線技師や医師をはじめとする医療スタッフの言動の意図を理解するよう努め、多くの学びを得てきます。患者さんとの関わりを通して、コミュニケーションスキルを身につけるだけでなく、放射線技師としてあるべき姿を模索してきます。多くの方々のご協力とご好意によって臨地実習をさせていただけることへの感謝の気持ちを忘れず、仲間と切磋琢磨し、医療人として勉強していくことを約束します」と決意を述べました。
教職員一同、皆さまのご活躍を祈願しています。






本日は臨地実習の開始にあたり、このような会を執り行ってくださり、ありがとうございます。また、実習着の購入支援をしてくださいました学生後援会、保健学科同窓会の皆様に心より感謝申し上げます。
私たちはこれまで、人体の機能や構造、放射線や放射線機器、薬剤の特性や取り扱いなど、基礎的な知識を学んできました。これまでの講義や学内実験、学生生活を支え、温かく指導してくださった先生方、事務の方々に厚く御礼申し上げます。
これからの臨地実習では、これまでに学んできた知識をもとに、多方面から考慮していく必要があります。実習では、放射線技師や医師をはじめとする医療従事者の皆様の言動1つ1つの意図を理解するように努め、より多くの学びを得ていきます。
また、臨地実習は私たちが初めて患者さんと接する機会となります。医療知識を得るだけでなく、患者さんとのコミュニケーションを通して、コミュニケーションスキルを身に付け、放射線技師としてあるべき姿を模索していきます。
臨地実習をさせていただくにあたり、お忙しい中、私たちを受け入れて下さる放射線技師や医師をはじめとする医療従事者の皆様、さらには、知識や経験に乏しい私たちにご協力してくださる、患者さんや地域の方々に心から感謝をし、その期待に応えられるように自覚をもって真摯に取り組んでいきます。至らぬ点もあるかと存じますが、放射線技師をはじめとする医療従事者の皆様には、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、多く方々のご協力、ご厚意によって臨地実習をさせていただけることへの感謝の気持ちを忘れず、仲間と切磋琢磨しながら、医療人として成長していくことをお約束し、決意表明と致します。 本日は誠にありがとうございました。
放射線技術科学専攻3年
代表 西條 剛琉