東北大学大学院医学系研究科・医学部

平成２８年３月１６日（水）に、大学院合同運営委員会、医学科運営委員会及び保健学科運営委員会で承認された平成２７年度医学部・医学系研究科教育貢献賞授与式が行なわれました。受賞者には下瀬川徹医学系研究科長より、表彰状と副賞が手渡されました。

尾形　雅君　先生
器官解剖学分野新設初年度の肉眼解剖学及び脳解剖学の講義実習において学生指導や実習準備の中心的な役割を果たすとともに、基礎医学修練の３年次学生、研究に興味を持った２年次学生、１年次の研究室訪問やオープンキャンパスなどにおいても、学生の興味を引くプログラムを率先して企画するなど、医学教育において多大な貢献をされております。

田中　直樹　先生
平成２１年度から胃腸外科の教育担当主任として、同診療科の学生教育に尽力されただけでなく、医学科の教育全般にわたり、医学科学生を対象とした横断的授業・共用試験の企画・運営に多大な貢献をされております。

小山田　信子　先生
長年にわたり周産期看護学分野で助産師育成に関わり、毎年１５名前後の学生を輩出し教育を行っております。また、大学院教育では、周産期看護の他に、看護史や看護学教育の研究を進めており、医学教育に多大な貢献をされております。

中村　正帆　先生
博士課程４名及ぶ修士課程4名の教育を担当しており、基本的な実験手技指導や科学論文の読み方に始まり、発表方法や論文執筆について熱心に指導し、指導学生は国際学会で表彰されています。マーストリヒト大学とのダブルディグリープログラムでは締結に関わり、マーストリヒト大学からの留学生の生活基盤確立から研究指導までサポートしており、本研究科及び東北大学の国際化に貢献しております。

相澤　俊峰　先生
所属分野の研究において大学院生の研究指導に尽力し、多くの研究論文・学位論文の作成を指導してきました。長年にわたり、研究を継続しながら整形外科医として大学病院での診療に従事してきたキャリアは、大学院生のよいローモデルとなっており、大学院生のキャリア形成に貢献しています。