免疫学

Microbiology and Immunology

基礎医学, 分子生物学・細胞生物学, 免疫学

自己免疫疾患・アレルギーの克服をめざして

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

石井 直人

石井 直人教授

ISHII, Naoto Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-8096

E-Mail:ishiin*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.immunol.med.tohoku.ac.jp/index.html

その他の教員・スタッフ
  • 河部 剛史准教授

    Assoc. Prof.KAWABE Takeshi

  • 奥山 祐子助教

    Assistant Prof. OKUYAMA, Yuko

この分野の研究テーマ

  • 免疫記憶
  • 粘膜免疫とT細胞

研究キーワード

免疫記憶, 自己免疫, 免疫寛容, T細胞補助刺激, サイトカインシグナル

技術キーワード

遺伝子改変マウス, フローサイトメトリー, 細胞培養, シグナル解析, 遺伝子操作

分野の紹介

免疫系は、リンパ球を中心とした免疫細胞のネットワークにより自己・非自己を識別し、その情報を記憶する極めて高度な生命システムです。当研究室ではこれまでに、T細胞の発生・分化・増殖に必須なサイトカイン受容体(γc鎖)ならびにT細胞補助シグナル分子(gp34/OX40 リガンド)を世界に先駆けて単離し、免疫系細胞の分化・増殖・活性化ならびに記憶の制御機構を分子レベルで解明してきました。これらの制御機構の異常はアレルギーをはじめ、自己免疫疾患や動脈硬化などの慢性炎症性疾患、免疫不全症などさまざまな免疫疾患を引き起こします。これらの疾患の原因を生体レベルで解析するために、特に、免疫記憶の成立と維持の機構の解明と免疫寛容機構の解明に焦点を当てて研究し、疾患発症の原因に迫ろうとしています。例えば、アレルギーが毎年同じ時期に発症したり自己免疫疾患が再発し慢性炎症を繰り返したりするのはヒトに免疫記憶があるからであり、いわば免疫記憶はアレルギーや自己免疫疾患の病態の本質であると言えます。したがって、免疫記憶の制御機構が解明できれば、アレルギーや関節リウマチなどの自己免疫疾患を治療することが可能になります。ヒトの免疫疾患は難治性で重篤な疾患が多く、今後の医学研究においても極めて重要な研究課題です。免疫学の基礎研究に加えて、その成果を臨床応用に橋渡しできるように研究活動を展開しています。

Figure 1 T細胞補助刺激分子OX40の働き
Figure 1 T細胞補助刺激分子OX40の働き
Figure 2 IL-6シグナルの新たな制御機構の発見
Figure 2 IL-6シグナルの新たな制御機構の発見

主な論文

  • Sakurai T, Okuyama Y, Kobayashi S, et al: GITR controls intestinal inflammation by suppressing IL-15 dependent NK cell activity. *FASEB J*. in press (2020)
  • Kawabe T, Yi J, Kawajiri A, Hilligan K, et al: Requirements for the differentiation of innate T-bethigh memory-phenotype CD4+ T lymphocytes under steady state. *Nat Commun.* 11: 3366 (2020)
  • Kobayashi S、Sakurai T, So T, et al: TNF receptor-associated factor 5 limits function of plasmacytoid dendritic cells by controlling IFN regulatory factor 5 expression. *J Immunol.* 203: 1447-56 (2019)
  • Nagashima H, Okuyama Y, Fujita T: GITR co-signal in ILC2 controls allergic lung inflammation. *J Allergy Clin Immunol.* 141: 1939-1943.e8 (2018)
  • Nagashima H, Okuyama Y, Asao A, et al: TNF receptor-associated factor 5 limits inflammatory CD4+ T cell differentiation by antagonizing IL-6-receptor signaling. *Nat Immunol*, 15: 449-456 (2014)

OB・OGの主な進路

大学教員、研究所研究員、製薬企業研究員、検査会社研究員

担当教員より進学志望者へのメッセージ

免疫に興味がある方は誰でも大歓迎です。お気軽にご連絡ください。

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