放射線治療学

Therapeutic Radiology

放射線医学・バイオイメージング, 分子生物学・細胞生物学

適切な放射線治療を安全に提供するために私たちができることを共に学び、発信していきましょう!

保健学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

武田 賢

武田 賢教授

TAKEDA, Ken Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-8010

E-Mail:m-daigakuin*grp.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:

その他の教員・スタッフ
  • 土橋 卓助教

    Assistant Prof.DOBASHI, Suguru

この分野の研究テーマ

  • 放射線治療装置の放射線スペクトルの高精度・高速計算法の開発
  • 放射線線量計算システムの開発と適応放射線治療への応用
  • 適応放射線治療への応用に向けた治療計画用自動輪郭抽出法の研究

研究キーワード

高精度放射線治療, 適応放射線治療, 線量計算アルゴリズム

技術キーワード

画像誘導放射線治療, 強度変調放射線治療, 体幹部定位放射線治療, モンテカルロ法, 3D造形出力

分野の紹介

本邦では、現在、国民の2人に1人が一生の内に癌と診断され、総死亡の約3割を占めると云われており、その死亡率は上昇を続けています。高齢癌患者の増加のため、今後の癌治療では、身体への負担が少ない放射線治療の役割が更に大きくなることが予想されます。
放射線治療は目覚ましい速度で発展しており、定位放射線治療、強度変調放射線治療や画像誘導放射線治療などに代表される高精度放射線治療では副作用の軽減と治療成績の向上がみられ、また手術や化学療法との集学的治療の普及も放射線治療の追い風となっています。
放射線治療学分野は、当学の放射線腫瘍学分野、並びに他施設の医学物理士との共同研究を重視しています。当学では保健学専攻出身者と理工系学部出身者の医学物理士養成コースを併置している為、医工連携をはじめとする研究開発が行える可能性があります。現在、高精度放射線治療の更なる発展を目指した研究(精度を保ちつつ1回の照射時間を短縮し、且つ副作用を減じた高線量照射を短期間で行う照射法や、照射期間中の臓器や病変の形状変化に適合する適応放射線治療の開発等)並びに、治療中の固定精度担保の為の補助固定具自動作成に向けた研究を施行中です。また、それらの基礎となる線量計算アルゴリズムの更なる高精度化が益々重要となっており、独自に線量計算アルゴリズムを実装し、高速かつ高精度な線量計算アルゴリズムの開発を目指して研究を行っています。放射線治療学分野は、東北大学医学系研究科放射線腫瘍学分野医学物理グループ(以下のURLをご参照下さい)と共同で研究および医学物理士や放射線治療専門放射線技師の養成を行っております。 http://www.radiol.med.tohoku.ac.jp/medical-physics/

Figure 1 放射線治療装置と線量分布、固定具自動作成
Figure 1 放射線治療装置と線量分布、固定具自動作成
Figure 2 肺定位照射における線量分布と等線量曲線
Figure 2 肺定位照射における線量分布と等線量曲線

主な論文

  • Takeda K, Umezawa R, Jingu K, et al. Clinical predictors of severe late urinary toxicity after curative intensity-modulated radiation therapy for localized prostate cancer. J Radiat Res. 2021 Aug 31. Online ahead of print.
  • Harada T, et al. YC-1 sensitizes the antitumor effects of boron neutron capture therapy in hypoxic tumor cells. J Radiat Res. 2020 Jul 6;61(4):524-534.
  • Takagi H, Kadoya N, Takeda K, et al. Multi-atlas-based auto-segmentation for prostatic urethra using novel prediction of deformable image registration accuracy. Med Phys. 2020 Jul;47(7):3023-3031.
  • Kato M, Dobashi S, Takeda K, et al. Influence and Countermeasure of Respiratory Motion on Matchline Profile of Field Matching Technique in Passive Scattering Proton Therapy for Esophageal Cancer. Nihon Hoshasen Gijutsu Gakkai Zasshi. 2019;75(12):1383-1393.
  • Kimura Y, Dobashi S, Ishizawa Y, et al. Field Shape Optimization Technique Based on Dose Volume Histogram Using Daily Cone-beam Computed Tomography in Three-dimensional Conformal Radiation Therapy for Localized Prostate Cancer: Develop and Evaluation. Nihon Hoshasen Gijutsu Gakkai Zasshi. 2018;74(12):1396-1405.
  • Ishizawa Y, Dobashi S, Takeda K et al. A photon source model based on particle transport in a parameterized accelerator structure for Monte Carlo dose calculations. Med Phys. 2018 Jul;45(7):2937-2946.

OB・OGの主な進路

南東北がん陽子線治療センター、南東北BNCT研究センター、東北大学病院、大船中央病院、民間企業

担当教員より進学志望者へのメッセージ

日本では放射線治療を担う人材がまだまだ不足しています。適切な放射線治療を安全に提供するために私たちができることを共に学び、国内外に成果を発信していきましょう!

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