母児医科学

Feto-Maternal Medical Science

臨床医学, 分子生物学・細胞生物学, ゲノミクス・ジェネティクス・エピジェネティクス

環境・遺伝相互作用の観点から産婦人科領域の個別化医療を目指して

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

菅原 準一

菅原 準一教授

SUGAWARA, Junichi Professor, MD, PhD

TEL:022-273-6283

E-Mail:jsugawara*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.ob-gy.med.tohoku.ac.jp/laboratory/category03/j-sugawara.html

この分野の研究テーマ

  • 妊娠高血圧症候群をはじめとした周産期疾患のオミックス解析
  • 周産期疾患の発症予測モデルの構築
  • DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)研究

研究キーワード

妊娠高血圧症候群, ゲノミクス, オミックス, 産婦人科, 地域医療

技術キーワード

ゲノム解析, ゲノムワイド関連解析, メタボローム解析, トランスクリプトーム解析, 疫学解析

分野の紹介

生殖―周産期医療を俯瞰し、妊娠高血圧症候群をはじめとした周産期疾患の病因解明、早期診断、新規治療法の開発を行っています。また、東日本大震災からの地域医療の復興を推進するため、様々なアプローチで支援を継続しており、周産期領域の災害対応についても啓発活動を行っております。
1.大規模ゲノムコホート研究
ToMMoによる地域住民コホート、三世代コホート調査を基盤として、多くの周産期疾患の病態解明を目指して、多層オミックス解析(ゲノムープロテオーム―メタボローム)を進めております。家系情報付きのゲノム解析を行うことで、明らかにされていないゲノムー環境相互作用を紐解いてゆきます。
2.妊婦の時系列でのオミクス、ゲノム情報と日々のライフログとの統合情報解析
妊婦の健康状態の変化を、日々のライフログ(血圧、活動量、体重、体温など)と合わせて連続的に情報集積することで、ライフログ、生活習慣およびゲノム・オミックス情報を統合解析しております。(NTTドコモとToMMoの共同研究)
3.周産期疾患の分野横断的研究
当研究室では、学内の多彩な研究室との連携を深めることで、主に薬学・農学領域との分野横断的な研究を推進しております。具体的には、各研究室の独自技術により、周産期疾患の早期診断マーカーの探索、母児のマイクロバイオームの移行などの研究を進めております。

Figure 1 分野の紹介
Figure 1 分野の紹介

主な論文

  • Nishizawa A, et al. Analysis of HLA-G long-read genomic sequences in mother-offspring pairs with preeclampsia. Sci Rep. 2020 Nov 18;10(1):20027. doi: 10.1038/s41598-020-77081-3.
  • Nagaoka S, et al. Estimation of the carrier frequencies and proportions of potential patients by detecting causative gene variants associated with autosomal recessive bone dysplasia using a whole-genome reference panel of Japanese individuals. Hum Genome Var. 2021 Jan 15;8(1):2. doi: 10.1038/s41439-020-00133-7.
  • Sugawara J, et al. Maternal Baseline Characteristics and Perinatal Outcomes: the Tohoku Medical Megabank Project Birth and Three-Generation Cohort Study. J Epidemiol. 2020 Oct 10. doi: 10.2188/jea.JE20200338.
  • Sugawara J, et al. Maternity Log study: a longitudinal lifelog monitoring and multiomics analysis for the early prediction of complicated pregnancy. BMJ Open. 2019 Feb 19;9(2):e025939. doi: 10.1136/bmjopen-2018-025939.
  • Sugawara J, et al. Regional Birth Outcomes after the 2011 Great East Japan Earthquake and Tsunami in Miyagi Prefecture. Prehosp Disaster Med. 2018 Apr;33(2):215-219. doi: 10.1017/S1049023X18000183.

OB・OGの主な進路

宮城県内の各産婦人科医療機関、大阪母子医療センター、東京都立大塚病院など

担当教員より進学志望者へのメッセージ

産婦人科領域の様々な未解決な課題に対して、新しいコホート研究やゲノム・オミックス解析手法を通じて、長期的な視野で母児を守る統合的な研究を共に進めませんか

pagetop