公衆衛生学専攻(修士課程)

概要

本専攻は、「公衆衛生の素養」という共通基盤のうえで、さらに国際レベルの高度な専門性と高い職業的倫理観を有する人材を養成することを使命としています。
(公衆衛生の素養とは、社会環境の視点から個人の健康問題を把握してその解決にあたるスキルを有すること、個人と社会におけるより良い健康の実現に貢献しようとする使命感を有することと捉えています。)

これまで東北大学大学院医学系研究科にあった公衆衛生関連分野を再編することにより、集学的・融合的な研究を推進し、世界最高水準の公衆衛生拠点を形成します。

  1. 教育内容の充実・効率化:公衆衛生学に関連する分野を統合して講義・演習を実施
  2. 協力分野との連携:幅広い分野で、高度な専門性を追求
  3. 実習の充実:被災地、大学病院、東北メディカル・メガバンク機構での実践的な教育機会を提供

教育コース

教育コースの編成について:一般コースと6つの特別コースがあります。

一般コース

健康科学を総合的に学ぶコースです。入学者は本専攻の(総合医療学分野を除く)12分野のいずれかに所属したうえで、国際標準である6つの必修科目を履修し、さらに所属分野に関連するカリキュラムを中心に修学します。


高度臨床研究支援・管理者育成コース

臨床研究の主導的立場を目指すコースです。臨床研究を支えるデータ・マネジャー、プロジェクト・マネジャーなどを養成します。入学者は医学統計学分野に所属し、大学病院臨床研究推進センターなどでの実習を含めた実践的な教育を受けられます。


公衆衛生・遺伝カウンセリングコース

認定遺伝カウンセラーを養成するためのコースです。入学者は遺伝医療学分野に所属し、学会認定カリキュラムを履修するとともに、公衆衛生に関する幅広い知識を身に付けることが求められます。


臨床研究管理医養成1年コース

医師・歯科医師を対象とするコースです。臨床研究を主導できるスキルの習得を目的としたコースです。入学者は公衆衛生学分野に所属し、希望する臨床分野の指導のもとで臨床研究プロトコールを作成します。


ヒューマンセキュリティ国際教育コース

東北大学「ヒューマンセキュリティ連携国際教育プログラム」の枠組みに沿った、英語による履修コースです。入学者は災害医療国際協力学分野または環境医学分野に所属し、国内外でヒューマンセキュリティに貢献できる人材をめざします。


医療・公衆衛生倫理指導者養成コース

生命医療倫理領域の支援及び教育に携わる指導者を養成するコースです。入学者は医療倫理学分野に所属し、生命医療倫理に関する基礎、教育ワークショップ、倫理審査参加、倫理コンサルテーション実践を含めた幅広い教育を行います。


災害保健医療マネジメントコース

保健医療職または災害対応に従事経験のある者を対象に、実効的医療対応チームの一員として活躍し、さらに災害科学や医学の視点から災害に科学的に対応できる人材を養成します。入学者は総合医療学分野など4分野のいずれかに所属します。

 

修了後の進路・就職等

  • 医学系研究科博士課程(医学履修課程)への進学
  • 高度臨床研究支援者(リサーチ・アドミニストレーター、データ・マネジャー、臨床研究コーディネーター)
  • 認定遺伝カウンセラー
  • 医療行政・国際保健機関
  • 公衆衛生医師、産業保健従事者、臨床研究医
  • 医療機関(医療職、遺伝カウンセラーなど)
  • 厚生労働省、地方自治体、国際NGO団体
  • 企業(医薬品開発、審査、治験実施会社など)
  • 大学・研究教育機関

関連リンク

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