東北大学大学院医学系研究科・
医学部で学んだこと、
実際の仕事で役に立ったことなどを
卒業生に語ってもらいました。

『研究第一』の理念

最高の環境

同期と切磋琢磨

沖縄から遠く離れた東北で、
全国から集まる同期と学ぶ。

  • 東北大学病院
  • 渡嘉敷 直之 さん
  • [ 令和3年3月医学部医学科卒業 ]

「なぜ沖縄から遠く離れた東北に」と言われてきましたが、研究の世界に憧れていた高校生には 「研究第一」の理念はとても魅力的でした。本学では研修室に配属されて研究を行う期間が国内随一の長さとなっており、世界中の研究機関への留学もサポートされています。自分自身も入学してすぐに研究室の扉を叩きましたが、快く迎え入れて頂き、ご指導頂いたことは今思えば最高の環境だったと思います。勿論研究だけでなく、東北の医療の要である大学病院で学ぶ臨床医学や、全国から集まる同期と切磋琢磨して過ごす大学生活も医師となる上での大事な要素でした。多くの選択肢にあふれたこの環境で、ぜひ素敵な大学生活を送ってみてはいかがでしょう。

様々な分野と研究

助産師への志

国際交流や課外活動

面白い授業、貴重な実習、
多様な研究から
自分の将来を築く。

  • 東京大学医学部附属病院
  • 田中 智理 さん
  • [ 令和5年3月看護学専攻卒業 ]

私は、がん看護専門看護師に興味があり、看護学専攻に入学しました。本専攻において、様々な分野を学び、先生や先輩方の研究について知っていく中で考えが変化し、助産師を志すようになりました。助産師国家試験の受験資格を得るには、卒業要件の他に助産師の科目の履修が必要となります。これらの科目を履修することで助産に関する専門的な知識を得ることができ、実習では妊産婦さんと関わるという貴重な経験をすることができました。また、国際交流や課外活動にも積極的に挑戦し、東北大学グローバルリーダー認定証を取得することができました。本専攻では、面白い授業、貴重な実習、多岐に及ぶ研究によって自分の進路を決めるきっかけを掴むことができます。本専攻で大切な自分の将来を構成してみませんか?

知識を深める病院実習

理想の診療放射線技師像

興味のある分野を追求

充実した環境で、
豊富な知識と技術を身に付ける。

  • 東北大学病院
  • 小林 由佳 さん
  • [ 令和5年3月放射線技術科学専攻卒業 ]

放射線技術科学専攻では1・2年次に放射線の基礎から専門的な知識まで幅広く学び、3年次からは病院実習を通して、様々な撮像技術や放射線治療について、目の前で学ぶことができます。病院実習は大変なイメージがあると思いますが、それまでに得た知識を深められるだけでなく、実際に働いている診療放射線技師の先輩方と関わる中で、自分の進路や理想の診療放射線技師像について考えるきっかけにもなります。3年次後期からは、卒業研究が始まり、自分の興味のある分野について追究することができます。充実したカリキュラムと最先端の研究を行っている先生方の指導のもとで、豊富な知識と技術を身に付けることができるのが、本専攻の特徴であると考えます。

最先端の医学研究

臨床検査技師と研究者のマインド

多岐に渡る分野で活躍

臨床検査の視点を活かし、
臨床に寄与する。

  • 東北大学大学院医学系研究科
  • 平松 佳樹 さん
  • [ 令和5年3月検査技術科学専攻卒業 ]

検査技術科学専攻では、臨床検査技師に必須な知識を幅広く学べる他、専門的な医学研究に取り組むことができます。私は、臨床検査技師を目指し本専攻へ入学しましたが、卒業研究で最先端の医学研究の面白さに触れ、現在では研究の道を志しています。今後は、本専攻で得た臨床検査の視点を活かし、臨床に寄与することが目標です。本専攻の魅力は、講義や病院実習では臨床検査技師としてのマインドを、卒業研究では研究者としてのマインドをそれぞれ培えることだと思います。卒業後は臨床検査技師だけでなく、医療関連企業や研究機関など多岐に渡る分野で活躍できるため、何らかの形で医療に携わりたい方には最適な環境だと考えます。

恵まれた学生時代

医学祭実行委員

将来を豊かに

多彩な課外活動の経験が、
将来を豊かにする。

  • 東北大学病院
  • 佐伯 尚美 さん
  • [ 令和3年3月医学部医学科卒業 ]

地元出身の自分にとって本学はずっとごく身近な存在でありましたが、卒業した今になって学生時代は恵まれていたと思い返します。アカデミアの最先端を走る方々から気軽にご指導いただいたり、そのためのリソースを簡単に得られたりと、まさに実学尊重・門戸開放の言葉通り。時には同期であっても互いの専門に関して意見を交わしたりと、常に医療と医学が不可分の状態でした。

また、医学祭実行委員として活動する中で得た人との繋がりは、現在の医師生活にも活きています。多彩な課外活動の中で掴み取ったものは、きっと将来を豊かにすることでしょう。ここ杜の都で大きく羽ばたくための第一歩を踏み出してみませんか。

医療職の講義

現場の実態を研究

キャリアアップ

「現場の声」を通して、
臨床実態を学ぶ。

  • 東北大学病院
  • 猪股 修也 さん
  • [ 令和4年3月看護学専攻卒業 ]

看護学専攻では、1年次から病院や地域で活躍されている医師や看護師、その他多様な医療職の方々から講義をいただく機会が多く、基本的な知識はもちろん、臨床でのチーム医療の実態や看護実践における問題点などの実態を「現場の声」を通して学ぶことができます。そのように現場の実態に触れ生じた疑問や興味などについて、2年次後期からは卒業研究を進めていくことで一連の研究プロセスを学ぶことができます。

全国から多くの患者さんが来院する東北大学病院を筆頭に、様々な大学や病院、施設と協力し、充実した研究や実習を行いながら、豊富な知識や技術の獲得、保健師や助産師をはじめとした多様なキャリアアップを本学で目指していきませんか?

高いレベルの講義

技師との出会い

手厚いサポート

高度な知識と技術で、
多岐にわたる分野で活躍を。

  • 前橋赤十字病院
  • 佐藤 千文 さん
  • [ 令和4年3月放射線技術科学専攻卒業 ]

放射線技術科学専攻では多方面から放射線について学びます。授業では最先端の研究をしている方や病院で働く方に講義をしていただくこともあり、高いレベルの学習ができます。病院実習は主に東北大学病院で行われ、様々な症例に触れることができます。実際に働く診療放射線技師の方と関わることで将来どのような技師になりたいかを考えるきっかけにもなります。また、研究活動も充実しています。先生方の手厚いサポートにより学部生のうちから学会に参加するなど貴重な経験ができることも魅力です。そのため卒業後は研究の道に進む人も多く、高度な知識と技術を身に付けることで多岐にわたる分野で活躍できると考えます。

最先端の医学研究

大学院に進学

多様化する検査技術

充実した環境の中で行う
研究の面白さ。

  • 保健学専攻/博士前期課程/1年
  • 奥村 剛志 さん
  • [ 令和4年3月検査技術科学専攻卒業 ]

検査技術科学専攻では、臨床検査技師としての必要な知識や検査手技について、専門の講義や学内実習、臨地実習を通して学ぶことができます。4年次には自分が興味をもった分野について、8か月間、最先端の医学研究に取り組むことができます。本専攻ではその充実した環境の中で行う研究の面白さから、卒業後、毎年約半数の学生が大学院に進学しています。他にも、病院や企業などで幅広く活躍することができます。

COVID-19の拡大以降、もはや常識となったPCR検査はまさに臨床検査技師の仕事です。医療の発達と検査技術の発達は密接に関連しており、今後さらに多様化する検査技術を学ぶことができるのは本専攻の特徴であると考えます。