東北大学大学院医学系研究科 大学院教育改革支援プログラム

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その他 2009年度

大学院生の研究力増進と研究倫理観形成を目的に、講演および懇談会形式で全大学院生を対象とした公開ゼミを実施する。本ゼミの最大の特徴は、ゼミの企画・運営に大学院生(ルネッサンスTA)が直接参加し、いわば学会・研究会の企画・運営の模擬演習として実施する点である。

第3回リトリート大学院生研究発表会

平成22年1月9日に片平キャンパスさくらホールにおいて、第3回リトリート大学院生研究発表会が盛大に開催されました。

この発表会は、医学系研究科とGCOE所属の大学院生、そして学生奨学賞受賞者が集う、年に一度の本学医学系研究科きっての大規模な発表会で、我々現役の大学院生が運営しています。

今回は、66題の演題発表と、生物化学分野五十嵐和彦教授による特別講演が行われ、参加者162名によって大変活発な討論がなされ、以下の通り、各賞の受賞者が決定されました。基礎科・臨床科といった所属分野を問わず、同じ東北大学の仲間として、互いに刺激し合い、高め合うことの出来た、大変貴重で有意義な機会となりました。

各賞受賞者(※敬称略)

【最優秀演題賞】
藤野直也(運動学)
【優秀演題賞】
秋山泰利(腎・高血圧・内分泌学)
鈴木隆哉(呼吸器再建研究)
【最優秀ポスター賞】
藤田理恵(医化学)
【優秀ポスター賞】
平野育生(医化学)
小峰啓吾(癌化学療法研究)
高島健太(内部障害学)
【優秀留学生賞】
Won Fen Wong(分子免疫)
【質問賞】
藤野直也(運動学)
鈴木隆哉(呼吸器再建研究)
黄志芳(腫瘍外科B)
【Best Chairperson賞】
渡辺祐子(小児病態学)
【特別演題賞】
太田嶺人(生物化学)
阿部雅広(血液・免疫病学)

文責:第3回リトリート大学院生研究発表会実行委員長
小児病態学分野 渡辺祐子

第3回リトリート大学院生研究発表会
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開催予定第3回リトリート開催のご案内

第3回リトリート大学院生研究発表会
[開催日時]
平成22年1月9日(土)10:00〜18:00
[開催場所]
片平キャンパス さくらホール

医学系研究科大学院生およびNM-GCOE所属大学院生による研究発表会(口頭発表およびポスター発表)を開催します。参加された皆様の投票により、最優秀演題賞および最優秀ポスター賞が決定されます。

【特別講演】
「遺伝情報発現ネットワークから癌を考える」
東北大学 大学院医学系研究科 
生物化学分野教授 五十嵐和彦先生


(PDF 322kb)


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開催予定第3回リトリート演題の募集

第3回リトリート研究発表会
[開催日時]
平成22年1月9日(土)10:00より
[開催場所]
片平キャンパス さくらホール

発表形式は『口頭発表』もしくは『ポスター発表』です。
(口頭発表、ポスター発表にかかわらず、発表者は全員参加となります。)
なお、優れた発表者は表彰されます。

「スターター採択者」、「ブースター採択者」、
「グローバルCOE特別研究奨励費採択者」は
必ず応募用紙を提出して下さい。

◆大学院学生(博士、修士は問わない)、学部学生どなたでも応募可能です。
みなさま奮って応募して下さい。

◆応募者の中から選ばれた15名は口頭発表となります。
残りの方はポスター発表を予定しておりますが、演題数の都合上、不採択となる場合もございますので、予め御了承下さい。

【応募方法】
下記応募用紙を記入の上、メールにて提出する。(窓口では受け付けません)
この応募用紙は抄録の原稿になります。
記入例参照の上、誤字脱字等には充分注意し作成下さい。

○応募用紙 [応募用紙Wordファイル] [応募用紙(スターター採択者)Wordファイル]

○記入例 [応募用紙(記入例)学部学生Wordファイル] [応募用紙(記入例)大学院学生Wordファイル]

【提出期限】
平成21年11月27日(金)

【提出先】
大学院支援プログラム係(大学院教務係)
メール:GP-in@med.tohoku.ac.jp
件名は「リトリート・学籍番号・氏名」とすること。
例:リトリート・A9MD9999・東北太郎


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開催予定平成21年度
東北大学大学院医学系研究科大学院説明会開催のお知らせ

[日時]
平成21年12月12日(土)13:00-16:00
[場所]
東北大学東京分室(千代田区丸の内 サピアタワー10階)
[詳細]
http://www.med.tohoku.ac.jp/dsetsu/index.html
大学院学生第二次募集ポスター(PDF)
[問合せ先]
医学系研究科広報室
電話番号 022(717)7891
E-Mail pr-office@med.tohoku.ac.jp


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第1回 医学英語セミナー報告書

教育問題対策部 副部長
豊原 敬文(腎・高血圧・内分泌科)
日時:2008年7月26日(土)、27日(日)
場所:臨床中講堂
講師:グレース美幸先生

概要

7月26日(土)7月27日(日)の2 日間に渡って第1回医学英語セミナーが開催されました。昨年度および今年度行った、教室員会教育問題対策部のアンケートでも、医学英語に関するセミナーの開催は一番希望が多く、教室員会でもどうにかして開催したいと計画しておりました。また、一方で大学院においても医学英語教育の重要性が言われていたため、今回は大学院 GPと教室員会共催で医学英語セミナーを開催する事となりました。

講師として、ご縁があってNTT・NEC等の企業や、名古屋大学COEプログラム英語力向上セミナーなどで「英語論文の書き方」「国際学会の発表」を指導されていらっしゃるグレース美幸先生をお迎えする事ができました。本来であれば、名古屋大学でも好評であったように年数回に分けて「論文の書き方」から「学会発表の方法」まで行うカリキュラムが好ましいと考えましたが、時間的制約もあり、今年度は試行的に7月、11月の2回開催で可能な限り医学英語のノウハウを教えていただく事となりました。

セミナーは、英語力やニーズを考慮して大学院生コース、教室員会コースの2コースに分けて行われました。今回は初回という事もあり、受講された方の英語力の確認も含めてかなり手探りの状態であったようでしたが、大学院生コースでは、クロスワードパズル等も使用した「読む」「書く」「聞く」「話す」についての勉強の方法や、普段気にせずやり過ごしていた英語の細かいニュアンスについて勉強しました。つい細かい英語表現に目が行きがちですが、ただの英文校正では時間的、経済的に深く踏み込んで修正できない論理展開が一番重要である事、なにより自分で考えている内容をいかに相手に伝えられるか(言い方を変えれば、いかにダイヤの原石を光らせるか)が大切である事を教えていただきました。今回セミナー後の感想・アンケートでは、概ね好評をいただきましたが、次回以降さらに内容を充実していけるようにグレース先生とも話し合いをしていく予定です。

最後になりましたが、今回のセミナーの開催にご尽力いただいた心臓血管外科の齋木佳克先生、大学院GP小野栄夫先生はじめ教室員会、教育問題対策部の先生方にはこのような機会を作っていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。またグレース美幸先生、セミナーをより有意義なものにしていただいたご参加いただいた全ての先生方、運営をお手伝いいただいた先生方にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。


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第2回 医学英語論文の書き方ワークショップ開催報告

平成20年11月22日、23日の両日にわたり、大学院教育改革支援プログラム「ルネサンス計画」と教室員会教育問題対策部の共催で「第2回医学英語論文の書き方ワークショップ」を開催しました。第1回に引き続き、講師としてグレース美幸先生をお招きして、午前に大学院生コース(大学院GP主催)、午後に教室員会コース(教室委会主催)の2コースが行われました。

概要

大学院コースは約20名が参加して、前半は某大学のホームページの内容を、後半は実際の日本語の抄録を教材にして、参加者が中心になって英訳していく形で進められました。日本語の文章の単語をただ英訳して並び替えていくだけでは意味のある英語の文章にならないことを、実際の英訳の過程をみることで実感することができました。「1つの文章で本当に言いたいことは何かをよく考える」「1つの日本語を英訳する際に少なくても3つの単語を考える」「英文ができたら日本語に再度戻して確認する」とグレース先生が度々言われていたのが印象的でした。
2日間のワークショップを通じて感じたことは、英訳していく際に「自分のなかで言いたいことをはっきりさせる」「できる限りシンプルな英語で表現する練習をする」ということでした。多くの先生方に参加していただき、大変有意義な2日間だったのではないでしょうか。皆様のワークショップに対する要望も多岐にわたり、場合によっては御期待にそえなかった部分もあるかもしれません。参加者の皆様からいただいたアンケートの結果をもとに内容の改善、充実を図りながら本ワークショップを継続していきたいと思います。

文責:光石陽一郎(WS運営係 呼吸器病態学分野)

第2回 医学英語論文の書き方ワークショップ開催報告
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