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極微細蛍光内視鏡イメージングシステムを商品化 ‐低侵襲で脳深部神経活動を可視化する‐

医学系研究科保健学専攻医用画像工学分野の小山内実准教授を中心とした研究グループと株式会社ルシールが共同で研究・開発した「極微細蛍光内視鏡イメージングシステム(Ultra-thin Fluorescence Endoscope Imaging System:U-FEIS)」(特許出願中: 特願2016-071769)がこのほど商品化され、株式会社ルシールより販売されます。

U-FEISは低侵襲で実験動物の脳の神経活動を簡便に可視化できるシステムであり、従来の顕微鏡では見ることができなかった脳深部のイメージングを低コストで行うことができるシステムです。また、in vivo(生体内)研究および臨床での利用場面を想定し、小型化による可搬性を重視した設計となっており、今後脳の活動における神経細胞のはたらきの解明、及び単一細胞レベルでのがん細胞の観察等に大きく貢献することが期待されています。

この U-FEIS は、平成28年7月20日から開催される「第39回 日本神経科学大会」の企業ブースで展示され、主に大学等研究機関を中心に株式会社ルシールより販売される予定です。

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