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肝細胞増殖因子(HGF)の特異的抗体の開発に成功 -HGFシグナリングの分子メカニズム解明に向けて-

東北大学大学院医学系研究科の加藤 幸成(かとう ゆきなり)教授、金子 美華(かねこ みか)准教授、小笠原 諭(おがさわら さとし)助教(地域イノベーション分野)の研究グループは、大阪大学蛋白質研究所の高木 淳一(たかぎ じゅんいち)教授、海津 正賢(うみつ まさたか)特任助教および金沢大学がん進展制御研究所の松本 邦夫(まつもと くにお)教授、酒井 克也(さかい かつや)助教の研究グループと共同で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療やがんの進行とも深く関わりのある肝細胞増殖因子(HGF)に対するモノクローナル抗体を作製することに成功しました。本研究で活性を持つ成熟型HGFのみを特異的に認識できる抗体や、活性を阻害する抗体の産生に成功したことにより、今後これらの抗体を利用してHGFシグナリングの活性化に必要な分子メカニズムを明らかにできることが期待されます。

 本研究成果は、2016年9月9日午前10時(現地時間、日本時間9月9日 午後6時)、英科学誌Scientific Reports(サイエンティフィック・リポーツ)に掲載されました。

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