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タンパク質検出・精製のための新規システム「MAPタグ」の開発 – 英国Absolute Antibody社とライセンス契約を締結 –

東北大学大学院医学系研究科 地域イノベーション分野の加藤 幸成(かとう ゆきなり)教授、金子 美華(かねこ みか)准教授、藤井 勇樹(ふじい ゆうき)助教の研究グループは、特異性の高い新規アフィニティータグシステム”MAPタグ”の開発に成功しました。MAPタグの開発により、従来では検出や精製が困難だったタンパク質について、検出・精製を容易に行えることが期待されます。本研究成果は、2016年12月に、米国の抗体創薬専門誌に掲載されました。さらに、2017年2月に、MAPタグについてAbsolute Antibody社(本社:オックスフォード、英国)とライセンス契約を締結しました。

【研究のポイント】
タンパク質精製は標的タンパク質を解析する際の大きな制約となっている。
タンパク質検出・精製のための新規ツールとして、MAPタグを開発した。
困難だったタンパク質の検出・精製が容易になると期待される。

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