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不整脈に「衝撃」的な解決策

 東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川 宏明(しもかわ ひろあき)教授の研究グループは、頻拍性不整脈に対するアブレーション治療の分野において、衝撃波を用いた全く新しい治療法を開発し、動物実験でその有効性・安全性を報告しました。現在広く使用されている高周波を利用したアブレーション治療は、非常に有用ではあるものの、熱を利用することによって生じるいくつかの問題点が避けられません。しかし、本研究で開発した衝撃波アブレーション法は、衝撃波を用いているため熱による問題点を克服した画期的なシステムであり、今後の不整脈治療に大きな進歩をもたらすことが期待されます。
 本研究成果は、2017年8月2日に、ヨーロッパ心臓学会(European Society of Cardiology, ESC)の学会誌であるEP Europace 誌(電子版)に掲載されました。

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