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i-STrap法:微量の血液から被ばく線量の推定が可能に ~被ばく線量が多いと血中の抗酸化能が低下する~

 東北大学災害科学国際研究所災害放射線医学分野の稲葉洋平助教および千田浩一教授(医学系研究科放射線検査分野)、産業医科大学の盛武敬准教授ら、筑波大学の孫略研究員ら、九州保健福祉大学の佐藤圭創教授、筑波技術大学の平山暁教授の共同研究グループは、被ばく線量が多くなると血中の抗酸化能が低下する現象を発見しました。
 本研究によって、被ばく線量計を所持していない場合でも、大規模放射線事故災害時の被ばく線量を推定できる可能性が示唆されました。今後、放射線災害等におけるトリアージや健康被害の評価に貢献することが期待されます。

本研究成果は、2018年5月、英科学誌Scientific Reports誌(電子版)に掲載されました。

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