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座って測定、寝て測定:肺高血圧症の新規判別法を発見 -呼気ガス分析を用いた簡便で非侵襲的な判別法-

 東北大学大学院 医学系研究科 内部障害学分野の秋月 三奈大学院生、上月 正博教授の研究グループは、循環器内科学分野の下川 宏明教授、杉村 宏一郎講師らの研究グループと共同で、座った姿勢から寝た姿勢への姿勢変化と呼気ガス分析を組み合わせることにより、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症を判別が非侵襲的に可能であること世界で初めてを示しました。

 本研究では、呼気ガス分析器を用いて、座った姿勢と仰向けになった姿勢で呼吸に含まれる酸素や二酸化炭素などのガスを分析することにより、肺高血圧症の有無や、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症の判別が可能であることを世界で初めて示しました。
本研究での検査法は、患者への負担が少ない簡易な肺高血圧症の検査法となると期待されます。

本研究成果は、2019年7月1日に、Respirologyに掲載されました。。

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