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日本の看護師の新型コロナウイルスへの感染恐怖 -恐怖を高める要因を調査-

新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、感染拡大の最前線に立つ看護師の労働状況の中で、自身の感染恐怖がストレス要因のもっとも大きなものであるといわれています。しかしながら、日本の看護師の新型コロナウイルス感染に関わる心理学的な研究は十分に行われてきませんでした。東北大学大学院教育学研究科博士課程後期の小岩広平、東北大学大学院教育学研究科若島孔文教授を中心とする研究グループは、看護師の新型コロナウイルス感染恐怖を測定し、その規定要因を明らかにしました。
調査は2020年5月20日から6月5日までの期間中に、日本国内在住の看護師を対象にWeb調査を行い、129名の看護師のデータを分析しました。
本研究では、規模の小さい病院の看護師が高い感染恐怖を抱いているという結果から、感染してしまった場合の事後対応や組織的サポートを充実させることで、看護師の感染恐怖を低減できるのではないかと提案しています。

本研究成果に関する論文は日本心理学会の学術誌「心理学研究」に受理され、概要が雑誌サイトで公開されました。

【問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院教育学研究科
教授 若島 孔文(わかしま こうぶん)
電話番号:022-795-6139
E-mail:kobun.wakashima.d3*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●取材に関すること
東北大学教育学部・教育学研究科総務企画係
電話番号:022-795-6103
E-mail:sed-syom*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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