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長期的運動による多発性嚢胞腎の腎嚢胞増大と 腎機能障害の抑制 -新しい治療法としての運動療法への期待 –

 多発性囊胞腎は、遺伝子変異により両側腎臓に多数の囊胞が発生・増大し、腎機能が低下する、国の指定難病です。腎嚢胞の増加とともに、60歳までに約半数が末期腎不全に至り、運動耐容能および生活の質(QOL)が低下しやすいと言われています。東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の仇嘉禾大学院生、上月正博教授、東北医科薬科大学リハビリテーション学 伊藤修教授らのグループは、長期的運動は多発性嚢胞腎モデルラットに対して運動耐容能を向上させ、腎嚢胞形成、細胞増殖、腎糸球体障害を抑制することを明らかにしました。今後、運動療法は多発性囊胞腎の新たな治療法として期待されます。

この研究成果は、2021年7月21日に米国スポーツ医学会機関誌であるMedicine & Science in Sports & Exerciseに掲載されました。

【お問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野
教授 上月 正博
電話番号: 022-717-7351
E メール: kohzuki*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●取材に関すること
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
電話番号: 022-717-8032
FAX 番号: 022-717-8931
E メール: press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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