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皮膚細菌叢への抵抗力の低下が自己免疫疾患発症と関連することを発見 〜自己免疫疾患発症予防・治療法開発への期待〜

自己免疫疾患は、免疫の異常によって自分自身の免疫が全身臓器を攻撃する慢性炎症性疾患です。その発症原因は、いまだ完全には解明されていません。東北大学大学院医学系研究科の皮膚科学分野の照井仁助教、山﨑研志臨床教授、浅野善英教授と相場節也名誉教授らの研究グループは、皮膚細菌叢に対する表皮細胞の応答不良を原因とする黄色ブドウ球菌の皮膚生着数の増加が、自己免疫疾患の1種、全身性エリテマトーデスの発症に関わっていることを明らかにしました。本研究は、自己免疫疾患の発症に皮膚細菌叢が関与していることを初めて明らかにした重要な報告です。本研究によって、全身性エリテマトーデスの予防法や治療法の発展に貢献することが期待されます。

本研究成果は、2022年10月28日午後2時(米国東部標準時)Science Immunology誌(電子版)に掲載されました。

【お問い合わせ先】
●研究に関すること
東北大学大学院医学系研究科皮膚科学分野
助教 照井 仁(てるい ひとし)
臨床教授・非常勤講師 山﨑研志(やまさき けんし)
電話番号: 022-717-7271
Eメール: hitoshiterui*derma.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
     kyamasaki*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

●取材に関すること
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
東北大学病院広報室
電話番号: 022-717-8032
FAX番号: 022-717-8187
Eメール:  press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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