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細胞のアンテナ「一次繊毛」が細胞増殖を制御する仕組みを発見 ~小頭症など臓器形成不全症の病因解明の足がかりに~

帝京大学薬学部病態生理学研究室 斎藤 将樹講師と厚味 厳一教授は、米国コーネル大学医学部眼科学 Ching-Hwa Sung博士、東北大学大学院医学系研究科病態液性制御学分野 佐藤 岳哉准教授、北海道大学大学院医学研究院神経薬理学教室 吉川 雄朗教授らとの共同研究により、細胞が増殖するタイミングが、細胞のアンテナ「一次繊毛」によって適切に制御される仕組みを発見しました。本研究成果は、小頭症などの胎児における先天的な臓器形成不全症(繊毛病)やがんの病因解明につながること、また将来的にそれらの治療に臨床応用されることが期待されます。

本研究成果は、2023年9月19日(米国東海岸時間)に、欧州分子生物学機構、米国ロックフェラー大学、および米国コールド・スプリング・ハーバー研究所が共同で発行する国際学術誌「Life Science Alliance」誌のオンライン版に掲載されました。

【問い合わせ先】
●取材に関すること
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
TEL: 022-717-8032
E-mail: press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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