東北大学大学院医学系研究科・医学部

2024年12月24日（火）医学部1号館大会議室で、2024年度スターター・ブースター研究奨励賞（レイテストサイエンス賞）授与式が行われました。

「スターター研究奨励賞」は、医学系研究科に所属する大学院生の順調な研究開始を支援し、「ブースター研究奨励賞」は、大学院生の研究をより一層発展させることなどを目的としています。2021年度からは、最優秀賞受賞者に副賞として「レイテストサイエンス賞」を授与しています。

開催に先立ち石井 直人研究科長が「株式会社レイテストサイエンスの鈴木 仁社長は東北大学の研究を支えていただいた方です。4年前からは本学の若手研究者も支援していただき、本当にありがとうございます。受賞した方にはぜひ活躍していただき、東北大学医学部の研究を支えていただきたい。本日はおめでとうございます」と挨拶を述べました。
続いて、鈴木 貴大学院合同運営委員会委員長より「研究成果と研究計画書を元に審査し、大学院入試合同委員会で2名を選考しました。スターター部門で最優秀賞を受賞された岩崎 裕子さんは新妻 邦康先生のご指導のもと、神経外科先端治療開発学分野におきまして、細胞外傷法をターゲットとしたもやもや病発症メカニズムの解明というテーマで研究されています。ブースター部門で最優秀賞を受賞された武田 遥奈さんは本橋 ほづみ先生のご指導のもと、医化学分野におきまして、獲得免疫機能を制御する新規レドックスセンサーの探索というテーマで取り組んでおります」と選考経緯と受賞者の研究内容について説明しました。

その後、受賞者に石井 直人研究科長より表彰状が授与されました。鈴木 仁社長から副賞が贈られ、「東北大学から世界へ素晴らしい研究を発信していただく方が、レイテストサイエンス賞を受賞した学生さんの中から出ていただけたら非常に嬉しいです」とお祝いのお言葉をいただきました。

受賞者の皆様の今後の更なる活躍を応援しております。