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情報遺伝学分野の柴田 峻助教が第7回 日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞を受賞しました

情報遺伝学分野の柴田 峻助教が第7回 日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞を受賞し、表彰式が2025年1月17日首相官邸2階大ホールにて行われました。

日本医療研究開発大賞は、大学、公的研究機関、企業等における医療分野の研究開発やその成果の実用化において、画期的・重要な成果を収める、先導的な取組を行うなど、研究開発の推進に多大なる貢献をした事例に関し、その功績をたたえることにより、我が国の医療分野の研究開発の更なる進展に寄与することを目的とした表彰制度です。
AMED 理事長賞は、これまでにAMEDが支援を行った事例のうち、若手研究者等を奨励する観点から顕著な功績があった事例を、AMEDからの推薦を踏まえて選考します。

【研究テーマ】
幹細胞とオルガノイド技術を用いたヒト胚着床の試験管内再構築

【評価された点】
• 子宮内膜細胞を用いて生体組織によく似た子宮内膜オルガノイドモデルの作製に成功した。
プレスリリース
• 子宮内膜オルガノイドモデルと胚モデル(ブラストイド)を組み合わせた胚着床アセンブロイドによりヒト胚の着床過程を試験管内で再現し、ヒト胚着床機構の解析を可能とするin vitroモデルを確立した。
プレスリリース

柴田 峻

【柴田 峻助教からのコメント】
この度は、大変光栄な賞をいただきありがとうございます。関係者の方々、またこれまで研究を支えてくださった全ての方々に感謝申し上げます。日本の少子化は大変深刻な状況にあり、その対策は喫緊の課題です。社会の仕組みや不妊治療などの医療だけでなく、妊娠機構の理解など研究の側面からもアプローチしていくことが有効と考えています。直接観察することのできないヒトの着床や母体内での胎児の発生について、ヒト細胞を用いた模倣や可視化技術を駆使してその仕組みを解き明かすことで、妊娠を望む人たちに貢献できるような技術開発に繋げていけるよう研究を今後も続けていきたいと思います。

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