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大学院特集2018 障害科学専攻

2017.4
障害科学専攻 てんかん学分野 修士課程
新村 彩香さん

Q.東北大学の大学院を選んだ理由を教えてください。

私は本学の保健学科の出身で、臨地実習の一環で当研究室を見学する機会がありました。そこでは知らないことが溢れていて、たった1日の実習では分からなかったことをもう少し学んでみたいと思ったことがきっかけで「てんかん」に興味を持ちました。そして臨床の現場に触れたことによって、どうしたら臨床検査技師として医療に貢献できるのかを考えるようになり、そのために臨床に近い当研究室で研究をしてみたいと思い、進学を決めました。

Q.どんな研究をしていますか?

てんかんと睡眠についての研究をしています。てんかん発作には様々な種類がありますが、その中でもいわゆる全身けいれんと呼ばれる発作は一般にもよく知られている発作かと思います。全身けいれんは覚醒時に起こるものも睡眠時に起こるものもありますが、その全身けいれんはどのようなてんかんの種類で、どの睡眠段階や時間帯に多いのか、ということを薬の影響や検査時の睡眠の状況なども考慮しながら検討を行っています。

Q.研究室での一日の生活はどのようなものですか?

日中は病院で臨床検査技師として勤務して、仕事が終わってから研究室で研究を進めるということが多いです。朝早く来て研究を行うこともあれば、夜遅くまで残って研究を行うこともあります。その時の状況や体調をみながら、仕事に差し支えないように臨機応変に調整するように気を付けています。学会や抄読会の前は研究室にこもりがちですが、誰かいることが多く、とても心強いです。基本的に好きな時に好きなだけいられるのでありがたいです。

Q.受験を考えている方へのメッセージをお願いします。

研究室には様々な立場や職種の人がいて自分の専門分野だけではなく、幅広い分野の内容に触れることができるので、楽しいと思います。ここでしかできないこと、ここでしか学べないことがたくさんあるので、このような恵まれた環境でぜひやりたいことにチャレンジしてみてください。まずは興味のある研究室に行ってみて直接先輩たちの話を聞いたり、実際にどのような雰囲気なのかを肌で感じてみたりすると良いと思います。

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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