東北大学大学院医学系研究科・医学部

ご挨拶

１５回目の開催となる今年度のリトリート大学院生研究発表会は、昨年度と同じくオンラインで開催いたします．オンラインでは参加者が密集することなく発表・質問できる一方，参加者同士がコミュニケーションや議論をしづらく，機器や通信のトラブルが生じるおそれもあることは，今や言うまでもないことでしょう．コロナウイルス感染症蔓延によりリトリート発表会の存続が危ぶまれたものの，堂浦克美先生や教務課の鈴木芳昭様をはじめ大勢の方にご支援いただき，昨年度に続き今年度もリトリートを開催することができました．この場をお借りして厚く御礼申し上げます．

昨年度は初のオンライン開催だったため先行きの不安を強く感じていましたが，いざ発表会を企画・実行したところ“嬉しい誤算”がありました．それは，我々の予想より多数の演題応募があったことです．発表義務者がいない上，オンライン形式の発表会ではごく少数の演題応募にとどまるのではないかと懸念していましたが，４３名もの方にご応募いただきました．熱意溢れる発表者の多さに歓喜・安堵しました．もっとも想像以上の人数だったため、スケジュールがタイトになってしまったのですが, この“反省”を活かし，今年度は時間に余裕のあるスケジュールで実施しようと考えております．対面での発表会には及ばないかもしれませんが，可能な限り質の高い発表会になるよう努めて参ります．どうぞよろしくお願いいたします．

第15回 大学院リトリート 運営委員長
法医学分野　小河原　輝正

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