放射線技術科学専攻 ウェアセレモニー 決意表明文

本日は、臨地実習の開始にあたり、このような会を執り行って下さり、誠にありがとうございます。
また、実習用シューズの購入支援をいただいた学生後援会、保健学科同窓会の皆様には、心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。
私たちはこれまで、放射線の特性や機器の仕組み、人体の正常な機能と構造など、広い範囲で知識を取り入れ、学科試験という正しい答えを求める学習に励んで参りました。ここで得た知識は、医学に関する基本的知識や、放射線を取り扱う上での理解を確実にするために重要となります。

しかし、これからの臨地実習では、正解が一つに絞られず、事象について多方面から、考慮する必要があります。これまでの座学で得た知識を活かし、技師や、医師を初めとする医療スタッフの皆様の行動の、意図を理解しながら、新たな知識に繋げていきたいと思います。
また、初めて患者さん、一般の方と接する機会となります。技師として学ぶべき知識だけでなく、患者さんとのコミュニケーションを通して、医療人としての態度、コミュニケーションスキルを身につけ、真摯に取り組んで参ります。
実習を共にする仲間と切磋琢磨し、お互いに知識や技術の定着、理解を深め、人としても成長することができるよう、精一杯努めて参ります。

加えて、感染症の流行が未だ続く中、臨地実習に参加できることのありがたさを、より一層感じております。これまでの座学等、学生生活を支えてくださった方々に、心より感謝を申し上げます。
多くの方々のご協力、ご厚意の下、沢山の学びを得られていることを忘れず、感謝の気持ちを持ち、実習に励んで参ります。
さらには、お忙しい中私たちを受け入れてくださる技師や、医師を初めとする医療従事者の方々、そして知識や経験の乏しい私たちにご協力してくださる、患者さんや一般の方々に感謝をし、その期待に応えていくことができるよう、自覚と責任をもち、積極的に臨地実習に取り組んでいくことを誓います。
至らぬ点もあるかと存じますが、技師を初めとする医療スタッフの皆様には、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
保健学科放射線技術科学専攻3年
代表 小野寺 悠樹