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学会報告・リトリート

2017.1.14 第10回リトリート大学院生研究発表会開催決定

第10回リトリートが、2017年1月14日(土)に開催されます。本研究発表会は、東北大学大学院医学系研究科の大学院学生が実行委員会を組織し、企画・運営の一切を行うものです。毎年たくさんのエントリーがありますが、その中でも、学部学生のエントリーや医学部以外のエントリーもあります。

そこで今回は、リトリート開催を目前に控えて、実行委員執行部の方々からメッセージをいただきました。

実行委員長 久保有美子さん(災害精神医学分野)

リトリート大学院生研究発表会は今年度で第10回という一つの節目を迎えます。昨年度は医学部開設百周年という記念すべき年でしたが、私たちは既に次の100年に向けて新たな一歩を踏み出しています。リトリートがその未来への進化を後押しできるように、そんな想いも込めまして、第10回のテーマを『若手がつなぐ医学研究の開拓と融合〜ダイバーシティが創る未来への可能性〜』といたしました。

この研究発表会の素晴らしい点は、基礎・臨床を問わず、通常の学会とは異なり多彩な分野が一堂に会して研究発表や議論を行うことができる滅多にない機会であることです。医学系研究科には医学部出身者だけではなく多様な背景を持つ学生が集まっていますし、分野間の垣根が低くなるリトリートでは、新しい考えや視点に出会い、視野を広げるチャンスが溢れています。また異分野の学生同士で刺激し合えるだけでなく、普段接することの少ない分野の先生方からアドバイスをいただくこともできるでしょう。このような貴重な機会はなかなかありませんので、皆様には年に一度のこの機会を有意義にご活用いただければ幸いです。

リトリートでは我々大学院生が企画・運営を担い、座長も学生という良さを活かしたカジュアルさを残しつつも、本格的な学会の雰囲気も感じられるような研究発表会を目指しています。今年度は一般応募だけでも40演題を超えて総数120演題近くとなり、たくさんのご応募をいただきましたことに深く感謝しております。参加学生の皆様には積極的に議論を盛り上げていただき、さらに諸先生方におかれましては厳しくも温かくご指導いただけますと幸いです。皆様の今後の研究の進展と、医学研究における益々の発展に貢献できるよう、実行委員一同誠意をもって運営に努めてまいりますので、お力添え賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

副委員長 島久登さん(腎高血圧内分泌学分野)

昨年に引き続き副委員長を務めます腎高血圧内分泌学分野の島久登と申します。今回は第10回という節目であり、久保委員長をはじめ多くの実行委員の方々と意見を出し合いながら本番の開催に向けて準備を進めています。今年も星陵会館・星陵オーディトリアムでの開催で演題応募数にも恵まれ、盛り上がること間違いありません。口演会場、ポスター会場ともとても広く、緊張感を持ちつつも自由で活発な討論ができると感じています。

大学院生の多種多様な研究内容を1日で聴講し、モチベーションを高められるこのような機会は滅多にありません。これだけ多くの演題数がありますので、自分の研究に参考になるような発表が必ずあると思います。発表者は同じ大学院生ですし質問もしやすいと思います。参加者の皆様の投票による選考で発表者には様々な賞を、また質問していただいた方々の中からも選考で賞を用意しております。今回のリトリートで他分野の方々と交流を深め、自分の今後の研究に役立つ何かを発見できるような素晴らしい1日となることを願っております。

副委員長・武石陽子さん(ウィメンズヘルス看護学分野)

副委員長を務めております、ウィメンズヘルス看護学分野の武石陽子と申します。去年初めてリトリートを知り、実行委員としては2度目のリトリートですが、副委員長をさせていただくこととなりました。今年は副委員長として、係をこえて実行委員の皆さんと関わらせてもらい、「学会ってこうやってできていくんだ」と、皆さんの働きにただただ脱帽するばかりです。

ここからは、私が思うリトリートの魅力をお知らせしたいと思います。まず、リトリートでは、一般的な学会同様、オーラルセッションもポスターセッションもあり、さらにEnglish sessionもあります。運営もですが、座長も院生が務めます。優れた演題には豪華商品とともに賞が贈られますが、この賞を決めるのは皆さんの投票です。また、聴講される方にも「質問賞」があるので、鋭い質問をされた方には、こちらも豪華商品とともに賞が贈られます。星陵キャンパス内の研究室が一堂に会し、普段ではなかなか聞くことができない他分野の、しかも最新の研究に触れることができます、タダで。タダで、豪華商品がもらえて、最新の知見も得て、英語の勉強もできで、座長の経験も積めて、発表や質問の経験値もあげられて、お昼にはおいしいサンドイッチ、疲れたらドリンクコーナー、懇親会ではおいしいお料理とお酒をいただけるんです。主催・後援・協賛の団体・関係者の方々には、心より感謝を申し上げます。

皆さんも、ぜひリトリートにお越しいただき、盛り上げていただきたいと思います。分からないことがあれば、実行委員に気軽にお聞きください。それでは、1/14(土)、星陵会館でお待ちしております。

演題係 林真貴子さん(医化学分野)

第10回目リトリート大学院生発表会にて演題係リーダーを務めております、医化学分野大学院生の林真貴子です。過去2度演者として参加させていただいたリトリートに、今年から運営委員として参加できますことをとても光栄に思います。演題係は抄録集の作成を担当しました。今年も総数116題もの多数の応募をいただきました。テーマは臨床・基礎の垣根を超え、まさに今研究会の副題「ダイバーシティが創る未来への可能性」を表すように多岐に渡っています。当日は口頭演題25題、ポスター84題の発表が行われます。東北大学医学系研究科の学生が腕と熱弁を奮って、自分のテーマを発表します!各著者が自分のテーマへの“熱い”想いを込めた“厚い” 抄録集となっておりますので、ぜひ目を通していただき、当日は有意義なディスカッションの、そして今後は皆様の研究の一助になればと心から願っております。係一同準備を進めてまいりました。どうぞお越しください。

会計係 大橋由基さん(老年・在宅看護学分野)

会計係を担当させて頂いております、老年・在宅看護学の大橋です。

毎年、本学をはじめ、辛酉会、医学部後援会、教授親睦会の皆様のご支援(助成)のもと、本リトリートを運営させていただいております。今年度も、数量限定ですが、参加者の皆様に昼食を、発表者の皆様に賞品を用意しております。賞品については、企画運営者で豪華品から実用品まで幅広く準備しておりますので、ぜひ受賞を狙ってご参加ください。本リトリートを通して皆様に研鑽を積んでいただけるよう、そして楽しんでいけるよう会計係として企画運営してまいります。

会場係 石原大嗣さん(医化学/分子血液学分野)

第10回リトリート大学院生研究発表会、会場係の班長を務めます医化学分野博士2年の石原大嗣です。

今年度のリトリート大学院生研究発表会は、去年に引き続き星陵会館で行います。また、演題数も100題以上が応募され、個性と多様性の溢れるプレゼンテイションが期待されます。

今年のポスター会場は1階をフルに使い、オーラル会場は2階のオーディトリアムを使います。いずれの会場も綺麗でお洒落、そしてなにより広い!というのが特徴で、ディスカッションが捗ること請け合いです。会場係は皆様の快適なご討議のため、万全の準備をして参りますので、気兼ねなくご参加ください。

リトリートは多様な分野の若手が集まることができる希有な場所です。研究者の卵として、共にこれからのサイエンス界を牽引するような発表会にしましょう!

広報係 榊浩平さん(応用脳科学研究分野)

記念すべき第 10 回リトリート大学院生研究発表会にて広報係リーダーを担当いたします応用脳科学研究分野の榊浩平と申します。

広報係では現在まで2段階に分けて広報活動を行って参りました。まず1段階目の広報活動では、みなさまの印象に残りやすい様に綺麗なデザインのポスターを作製したり、キャッチ―で胸が躍る様なキャッチフレーズを考案したりすることで、たくさんの学生さんに演題登録をしていただけるように努めました。皆様のお力添えのおかげで本年度も多くの演題を募ることが出来ました。ご登録いただいた皆様に感謝申し上げます。

続いて2段階目の広報活動では、リトリート当日により多くの方に足を運んでいただくことを目指していくつかの企画を展開しております。たとえば、実行委員や発表予定の学部生からいただいたリトリートに対する意気込みを Facebook や HP 上で公開しております。こちらは、医学部広報室の方々にご協力いただいております。

リトリートは学生の力で企画運営されている研究会です。当日学生の皆様のたくさんのご参加があって初めて成立致します。どうかお誘いあわせの上ご参加いただき、大いに盛り上げていただければ幸いに存じます。

懇親会係 新妻創さん(免疫学分野)

今回第10回リトリート大学院生研究発表会で懇親会係リーダーを務めております、免疫学分野の新妻創と申します。昨年の第9回はポスター演者として参加させて頂き、今年は久保委員長率いる執行部の一員として裏方で参加させて頂きます。運営する立場としては初めてであり右往左往することも多いですが、委員長副委員長をはじめ多くの執行部の方々に支えられ教えて頂きながら当日の開催に向けて準備を進めています。

発表会場は昨年と同様に星陵オーディトリアムで、懇親会会場も生協食堂です。発表や聴講の合間の息抜きとして温かいコーヒーや冷たいお茶とジュースを設置しており、発表会後の懇親会でもビールやお酒はもちろん、仙台名物の牛タンや芋煮、更には女性にも嬉しいプチケーキセットを沢山用意しております。発表から解放された夕刻夜半に参加者同士が食事をとりながら気軽に話すことが出来る懇親会はとても貴重な時間であり、また自分の研究分野以外の人からの意見を聞くことが出来るチャンスでもあります。

懇親会では投票で決定されました優秀賞などの表彰式も執り行われ、受賞者には賞品が進呈されます。表彰や懇親会の運営がしっかりとできるよう、皆様が楽しく過ごせるよう準備をしていく所存です。お気軽にご参加下されば幸いです。宜しくお願い申し上げます。

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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