脳神経科学を社会へ還流する教育研究拠点　東北大脳科学グローバルCOE

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第３回脳神経科学サマーリトリートin仙台（2010年7月31日-8月1日開催）の開催報告を掲載しました。

第３回脳神経科学サマーリトリートin仙台（2010年7月31日-8月1日開催）の開催報告を掲載しました。

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研究成果 toggle 印刷用ページ

「緑色光で脳神経細胞を目覚めさせる技術の開発」拠点メンバーの八尾寛教授らの成果がPLoS ONEに掲載されました。

「緑色光で脳神経細胞を目覚めさせる技術の開発」拠点メンバーの八尾寛教授らの成果がPLoS ONEに掲載されました。

東北大学大学院生命科学研究科の八尾寛教授らの研究グループは、緑藻類の光感受性イオンチャネル（チャネルロドプシン：ChR）の構造−機能連関を解明し、緑色光に対して高い感受性を持ち光電効率の高い改変型チャネルロドプシン、チャネルロドプシン・グリーンレシーバー（ChRGR）を世界に先駆けて作り出しました。遺伝子工学的に、ChRGRをマウス大脳皮質運動野の神経細胞に組み込み、正弦波状に振動する緑色LED光を周波数が連続的に変調するように照射したところ、神経細胞が3-10 Hzの光振動に同調して活動しました。さらに麻酔下の動物の大脳皮質運動野に同様の光振動を与えたところ、大脳皮質のネットワークが高い活動レベルに状態遷移することを見出しました。ChRGRと緑色LEDの時空間パターン光入力の組み合わせにより、従来の電気刺激に代わる脳を直接駆動する新しい技術になると期待されます（オプト・カレントクランプ法）。この研究成果は、医学を含む科学分野全般に高く評価されている米国のオンライン学術誌Public Library of Science (PLoS) ONE に9月23日（米国東部時間）に掲載されました。

論文本文（英語:PLoS ONEサイト）

プレスリリース

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加齢研Dr. Steve Kennerleyの講演会のお知らせ（10/27）

加齢研Dr. Steve Kennerleyの講演会のお知らせ（10/27）



日程：2010年10月27日（水）　 10：00〜11：00
場所：東北大学加齢医学研究所　大会議室
講演者：Dr. Steve Kennerley (Institute of Neurology, University College
London)
講演タイトル： Value computations and decision-making: converging
evidence from single neurons and discrete lesions of the frontal cortex

Abstract

その他 toggle 印刷用ページ

東北大学包括的脳科学研究・教育推進センターのウェブサイトが開設されました。

東北大学包括的脳科学研究・教育推進センターのウェブサイトが開設されました。

現在の日本の大学教育の体制下では、脳科学教育は医学・薬学、理学、工学系の学部や大学院で分散的に行われているのが実態であり、広汎な学問分野を俯瞰する教育プログラムは殆ど存在せず、学生が脳科学を系統的に学ぶことができる態勢は構築されていないのが現状です。
そこで東北大学においては、この状況を改善する第一歩として、学際性と統合性を特徴とした脳科学の教育実践を目指す組織として、当センターを設立しました。当面は東北大学の学部・大学院における脳科学教育の充実を図り、今後は同様の趣旨で設立される国内の機関との連携を視野に、全国的な脳科学教育の拠点を目標としています。

脳センターウェブサイト

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第２８回若手フォーラム(9/24）開催のお知らせ

第２８回若手フォーラム(9/24）開催のお知らせ

日時：２０１０年９月２４日（金）
セミナー　１５：００〜１８：３０
懇親会　　１８：３０〜１９：３０
場所　医学部５号館・２０１号室

キャリアパスセミナー
講師　　　Nannan Guo　先生
（東北大学大学院医学系研究科 発生発達神経科学分野 GCOE助教）

セミナー
タイトル　In vivo細胞生物学による神経細胞移動のメカニズムの解明
講師　　　川内　健史　先生
（慶應義塾大学医学部 解剖学教室 講師 ）（JSTさきがけ）

タイトル　嗅覚神経地図の形成メカニズム
講師　　　今井　猛　先生
（理研CDB感覚神経回路形成研究チームチームリーダー ）（JSTさきがけ）

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ポスター

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公開シンポジウム “脳を科学する−脳の分子から精神現象の理解まで”の開催(11/27)

公開シンポジウム “脳を科学する−脳の分子から精神現象の理解まで”の開催(11/27)

11月27日（土）午後1：30　開演
東北大学生命科学プロジェクト研究棟大講義室
（東北大学片平キャンパス資料館西隣）

プログラム：
1:30 – 2:20　脳の高次機能を理解する 丹治　順　（東北大学脳科学センター）
2:20 – 3:10　脳の性差を決める遺伝子 山元　大輔　（東北大学生命科学研究科）
3:30 – 4:20　脳をむしばむ覚せい剤　曽良一郎
（東北大学医学研究科）
4:20 – 5:10　脳が生まれ、育っていく仕組み　大隅　典子　（東北大学医学研究科）

司会：筒井健一郎（東北大学生命科学研究科）

共催：東北大学包括的脳科学研究・教育推進センター
包括型脳科学研究推進支援ネットワーク
東北大学脳科学グローバルＣＯＥ

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Menno Peter Witter 教授　集中講義のお知らせ

Menno Peter Witter 教授　集中講義のお知らせ

平成19および20年度に開講され好評を博しました、ノルウェートロンハイム大学教授で、生命科学研究科客員教授の MP Witter 先生の集中講義を、本年度も、以下の通り開講いたします。

Witter 先生は、システム解剖学がご専門で、特に、大脳辺縁系など、記憶に関
係する領域の構造と機能の関係を中心に研究されています。講義はすべて英語で行われます。これまで、年度ごとに違った内容で、基礎から最新のトピックスに至るまで、たいへんわかりやすく講義をしていただいております。

　Menno Peter Witter 客員教授　集中講義

　題目　　　大脳辺縁系の機能を支える構造（仮題）
　　　　　　（使用言語：すべて英語）

　日時　　　９月１６日（木）・１７日（金）
　午前の部　１０：００ 〜 １２：００
　午後の部　１３：３０ 〜 １５：３０

<16th September>
10:00 - 12:00 Part I
Functional organization of the entorhinal-hippocampal network
13:30 - 15:30 Part II
Comparative aspects of the cortico-hippocampal system

<17th September>
10:00 - 12:00 Part III
Development of the hippocampus
13:30 - 15:30 Part IV
Cortical and subcortical connections of the entorhinal-hippocampal system


　場所　　　生命科学プロジェクト研究棟１Ｆ・会議室（103号室）